茨城県南から東京・上野へ渋滞を避けて行くには？常磐道・東関道ルート比較と快適ドライブのコツ

お盆前の8月8日（金）午前10時ごろに茨城県南エリアから東京都上野方面へ車で向かう場合、首都高の渋滞をいかに回避するかが快適なドライブのカギとなります。本記事では、主なルートである「常磐道経由」と「東関道・京葉道路経由」を比較しつつ、渋滞の傾向や対策を具体的に解説します。

常磐道・首都高ルートの特徴と渋滞傾向

常磐自動車道を南下し、三郷JCTから首都高6号向島線へ入り都心部に接続するルートは、距離的には最短かつ直線的です。しかし、金曜日午前中の6号線は混雑しやすく、特に向島〜箱崎あたりでの渋滞が慢性化しています。

さらに、首都高C1内回りの神田橋〜竹橋〜一ツ橋あたりも交通集中があり、目的地の上野付近での合流や出口渋滞に時間がかかる可能性があります。

このルートは、東関東道で湾岸エリアへ向かい、京葉道路を経由して湾岸線〜有明〜豊洲〜銀座〜上野方面へ進入するルートです。多少距離は伸びますが、道幅が広く比較的流れがスムーズな区間が多く、6号線と比べると渋滞ポイントはやや少なめです。

特に朝9時台〜10時台は湾岸線が比較的空いており、首都高C2やC1を回避して銀座方面から上野にアプローチできるのが利点です。

いずれのルートを使うにしても、出発前に必ずリアルタイム交通情報をチェックするのが鉄則です。JARTIC（日本道路交通情報センター）のサイトでは、首都圏の渋滞ポイントが地図上で分かりやすく表示され、ルート選定の参考になります。

また、ナビアプリ（Googleマップ、Yahoo!カーナビなど）でも所要時間の比較ができ、出発直前に最適ルートを判断できます。

8月8日は金曜日であり、かつお盆直前の週末にあたるため、都内に向かう交通量が徐々に増加するタイミングです。10時出発であればピークは避けられるものの、可能であれば出発を1時間早めることで、よりスムーズな移動が期待できます。

また、湾岸線を利用する場合、海沿いの景色がよく、ドライブとしても気分転換になりやすいという利点もあります。

実際に通勤や出張でこの区間を移動しているユーザーの多くは「常磐道ルートは早朝は速いが、午前10時前後は湾岸ルートが安定している」と話しています。また、「三郷JCTの渋滞が読みにくいので、東関道を使うと時間が読めて安心」といった声もあります。

さらに、湾岸線は大型車の通行が多いものの、渋滞時でもノロノロ運転にはなりにくく、ストップ＆ゴーの少ない点も好まれています。

茨城県南エリアから東京・上野へ車で向かう場合、金曜日午前10時前後であれば「東関東道・湾岸線経由」がおすすめです。距離は長くなっても所要時間は安定しやすく、イライラしにくいルートといえます。

ただし、当日の渋滞状況や天候によっては常磐道のほうが有利になる可能性もあるため、リアルタイム情報を参考に最終判断を行いましょう。