欧米から来日する観光客の支出傾向や、LCC(格安航空会社)利用時の費用目安について、統計や最新情報をもとにわかりやすく整理しました。
欧米から来る観光客は“経済的に余裕がある”層が多いのか
日本政府観光局や観光庁のデータによると、欧米出身の「高価値旅行者(High‑value travelers)」は訪日客全体の人数では少数ですが、消費額では大きな割合を占めています。2019年時点で欧米など一部6か国からの高額旅行者は全体の0.9%程度でしかない一方、11.5%の消費を生み出していたと推計されています。つまり、少数ながら経済的な余裕や旅行への支出意識の高い層が一定数存在すると言えます。([参照]
また2024年時点では、訪日外国人による旅行消費の総額は約8.1兆円、1人当たりの支出平均は約227,000円と報告されており、欧米からの旅行客の消費単価は日本人観光客より高水準です。([参照]
旅行費用全体が高くなる理由
欧米からの旅行では、飛行機代(往復10~20万円)、宿泊費(中級ホテルで1泊2万円~)、食事や観光アクティビティなど総合すると、数十万円以上になることが多いです。特に豪華な体験やブランドショッピング、地域特産品購入などでも出費がかさみます。
通貨相場も影響し、2023~2024年はドル・ユーロが円に対して高値だったことから、同じ予算でもより優雅な旅行が可能になっていたといわれます。([参照]
LCC(格安航空会社)を利用するとどれくらい節約できるか?
欧米から日本へのLCC利用は、欧米発の就航状況によりますが、Zipair(日本発着)やScoot、Jetstar Asia、Norse Atlanticなどの長距離LCCが注目です。([参照]
北米から東京などへのLCC往復運賃は、プロモーション時で約300~500ドル(約4万~7万円)、時期や経路によって異なります。通常期では往復10万円前後となることも多いようです。([参照]
LCC利用時の追加費用に注意
- 受託手荷物や座席指定、機内食などが別料金になるため、必要条件をオプションで追加する場合は価格が急増します。
- 出発空港や経由地によっては東京以外(大阪・福岡・名古屋など)経由のほうが安くなるケースもあります。
- 運賃プロモーションのタイミング次第では、早期予約で非常に安くなることもあります。
実例で見る欧米→日本旅行の費用目安比較
| 旅行スタイル | 航空運賃 | 総予算目安(1人) |
|---|---|---|
| 欧米直行LCC利用(プロモーション) | 往復約4万〜7万円 | 10〜15万円(宿泊・食費含む) |
| 一般フルサービス航空会社利用 | 往復約12万〜20万円 | 20〜30万円以上 |
まとめ
欧米から訪れる観光客の中には、確かに旅行予算に余裕がある層が一定数存在し、高単価の旅行消費を行っている傾向があります。
ただし、近年はLCCなどを賢く利用することで、飛行機代を大幅に抑えつつ旅行を組み立てる方も増えています。欧米発のLCC予約ができれば、往復4万〜7万円で航空券を確保可能。宿泊や観光地代を抑えれば、1人10万〜15万円程度でも本格的な日本旅行が実現可能です。


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