ベトナム中部のリゾート都市・ダナンは、観光開発が進む一方で、現地言語と英語のギャップに戸惑う旅行者も少なくありません。今回は、初めてダナンを訪れる方が安心して旅を楽しむために、現地の言語事情、英語対応状況、注意点、そしておすすめスポットをまとめてご紹介します。
ダナンで英語は通じる?実際の言語事情
ダナンでは、観光業に関わる一部のホテルやレストランでは基本的な英語は通じますが、ローカルな飲食店やタクシー運転手には英語がほとんど通じないこともあります。
実際、Grabなどのアプリを使った配車では問題がありませんが、街中で流しのタクシーを捕まえて目的地を伝えるには、住所をベトナム語で見せる、あるいはGoogleマップで指し示すのが有効です。
人気飲食店やホテルでの英語対応状況
観光客に人気のカフェやレストラン(例:Banh Mi Ba LanやPizza 4P’sなど)では、メニューは英語表記があり、店員も簡単な英会話は対応できます。ただし、ローカル食堂では英語対応は限定的で、写真付きメニューやジェスチャーを活用するのがおすすめです。
4つ星以上のホテルでは受付やコンシェルジュが英語を話すため、チェックインやツアー相談などもスムーズに行えます。
英語が通じない場面で役立つ工夫
言語の壁を感じたら、以下の工夫でスムーズに乗り切れます。
- Google翻訳アプリ(ベトナム語↔日本語・英語)
- 紙に書いた住所やホテル名を提示
- 地図アプリで目的地を直接見せる
- 簡単なベトナム語(例:「カムオン=ありがとう」「バオニエウ=いくら?」)を覚える
また、現地でトラブルを防ぐためには、現金の少額紙幣を持つ、レシートや確認書を必ず受け取るなども有効です。
ダナンで注意しておきたいこと
観光客がよく直面する問題として、ぼったくりタクシーや両替詐欺などがあります。タクシーはVinasunやMai Linhなど大手を利用し、Grab(配車アプリ)を活用するのが最も安心です。
また、交通事情も混雑・騒音が激しく、横断歩道でも車やバイクが止まらないケースが多いため、渡る際は「ゆっくり進む」ことがコツです。
旅行者に人気の観光スポットと食の楽しみ
ダナンでは以下のスポットが人気です。
- ミーケービーチ(美しい白砂)
- ドラゴンブリッジ(週末は炎を吹く)
- 五行山(洞窟と絶景)
- ホイアン旧市街(夜のランタンが絶景)
食ではバインミー(ベトナムサンドイッチ)、フォー(米粉麺)、ブンチャー(つけ麺風)などローカルグルメが充実しています。価格もリーズナブルで、500円以内でお腹いっぱい楽しめる店舗も多数。
まとめ:事前準備で不安を減らして安心の旅を
ダナンでは一部を除き英語は万能ではありませんが、アプリ活用や簡単な現地語の準備で快適に過ごすことができます。特にGrabアプリとGoogle翻訳は現地滞在中の強い味方になるでしょう。
ぼったくり防止や混雑の中での行動には注意を払いつつ、海と文化の街ダナンで素晴らしい旅をお楽しみください。

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