Microsoft Flight Simulator 2020(MSFS2020)でBoeing 787-10を使用している際、「EXEC」キーが緑に点灯しないトラブルは初心者から中級者まで多くのユーザーが直面する問題です。本記事ではEXECが光らない理由とその対処方法について詳しく解説します。
EXECボタンが緑に光る条件とは?
EXECボタンは、FMC(Flight Management Computer)で入力したルート情報を反映させる際に使用されるキーです。光らないということは、「実行可能な変更がFMCに存在していない」または「入力が不完全で処理できない」ことを示しています。
例えば、WAYPOINTや空港コード、巡航高度、離陸滑走路などの情報が未入力だったり、間違っていたりするとEXECは反応しません。
最も多い原因:FMCへの入力が不完全
巡航高度(CRZ ALT)が未入力であることや、PERF INITページに必要な燃料やZFW(Zero Fuel Weight)などのデータが未入力であると、EXECボタンは緑に点灯しません。
特にMSFS2020の787ではFMCの動作がやや簡略化されていることが多く、すべての手順を踏まなくても飛行できてしまうため、実際には「入力したつもり」になっていることもあります。
対処法1:ルートと出発空港・到着空港を再確認
まずは「RTE」ページで出発空港(DEP)と到着空港(ARR)が正しく設定されているかを確認しましょう。空港コードが正しく入力されていない場合、FMCはルートを認識しません。
その後、必要なWAYPOINTを入力し、飛行経路がFMC上に反映されるかを確認してください。
対処法2:PERF INITページを正確に入力
巡航高度、ZFW、燃料、CI(Cost Index)などの情報が入力されていないと、EXECが点灯しない原因になります。機体により初期値が自動で入らない場合もあるので注意が必要です。
MSFS2020ではサードパーティー製のMODやアップデートにより項目が異なることもありますが、PERF INITを埋めるのはFMC操作の基本となります。
対処法3:DEP/ARRのSID/STAR選択も忘れずに
出発・到着空港のSID(Standard Instrument Departure)やSTAR(Standard Terminal Arrival Route)を設定しないと、ルートが未完成とみなされることがあります。DEP/ARRページで該当滑走路とSID/STARを選択してください。
これを行うことで、ルート構成が完全となり、EXECが緑に点灯するようになります。
実例:入力ミスによる点灯不良と解決
あるユーザーは、PERF INITページに巡航高度「FL350」を「350」とだけ入力しており、FMCが正しく認識できなかったケースがありました。「FL350」の形式で入力することで、EXECが点灯しました。
また、出発空港でSIDを選択せずに進んだ場合も同様にEXECが反応しなかったとの報告があります。必ず全項目を丁寧に入力することが重要です。
まとめ:EXECが光らないのは入力漏れが原因
MSFS2020の787-10でEXECボタンが緑に光らない主な原因は「FMCの不完全な入力」によるものです。RTEやPERF INIT、SID/STARなど各種情報を漏れなく入力することで解決できます。
もし全てを試しても点灯しない場合は、機体のアドオンのバグや互換性の問題も視野に入れ、最新版に更新することも検討してみましょう。

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