海外旅行中のスマートフォン利用で重要なのが通信手段の確保。特にSIMカードの選び方は、快適な旅のカギを握ります。この記事では、アプリでのeSIM利用から空港での物理SIM購入まで、実際の利用例とともにわかりやすく解説します。
海外旅行での主なSIMの選択肢
海外旅行先で通信する手段としては主に次の3つがあります。
- eSIMアプリでの事前購入
- 空港や現地での物理SIMカード購入
- 日本の携帯会社の海外ローミングプラン
それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
便利で手軽なeSIMアプリとは?
最近注目されているのが、eSIMアプリの活用。スマホでアプリをダウンロードし、旅行先に応じてプランを購入・インストールできます。
人気のeSIMアプリには以下のようなものがあります。
これらのアプリでは5分程度で開通可能で、空港に着いた瞬間からネットが使えます。
空港での物理SIM購入はどう?
eSIMに対応していないスマホの場合は、空港や現地ショップでの物理SIM購入も一般的です。
空港SIMのメリットはその場でスタッフが設定してくれる安心感。ただし料金が割高になる傾向があり、観光地以外では英語や現地語のやり取りが必要になることもあります。
日本の通信キャリアの海外プランも選択肢
docomo、au、SoftBankなどの大手通信会社は「海外1dayパス」「世界そのままギガ」などのローミングサービスを提供しています。
設定が不要で、安心して使える反面、価格が割高になるケースが多く、長期滞在には不向きです。
おすすめはeSIM+日本SIMの併用
日本のSIMはそのまま入れたまま、eSIMを追加で設定するのが最近の主流です。デュアルSIM対応スマホであれば、設定画面からeSIMを有効化するだけで切り替えも簡単。
例として、筆者は2024年にイタリア旅行の際にAiraloを利用。ローマの空港に着陸後、機内モードをオフにした直後から通信が可能になりました。
まとめ:目的に合わせて最適なSIMを選ぼう
海外旅行のSIM選びには、予算・滞在日数・スマホの対応状況によって最適解が変わります。
- 短期旅行+安心:日本のローミングプラン
- コスパ重視:eSIMアプリ
- スマホが非対応:空港で物理SIM
とくに今後は、eSIM対応スマホを持っておくと海外旅行の自由度が格段に上がります。初めての方でも簡単に導入できるので、次回の旅にはぜひ検討してみてください。


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