AMEXポイントでユナイテッド航空マイルを経由し、羽田〜札幌間の特典航空券をお得に手配する方法

飛行機、空港

旅行の費用を抑える上で、クレジットカードのポイントやマイルの活用は非常に効果的です。特にアメリカン・エキスプレス(AMEX)のメンバーシップ・リワード・プラスは、提携航空会社を通じたマイル交換で活用範囲が広がります。本記事では、ユナイテッド航空(UA)のマイルを活用して羽田〜札幌間の特典航空券を発券したい場合に、どのようなルートが可能か、わかりやすく解説します。

■ AMEXポイントからユナイテッド航空マイルへは直接交換不可

まず前提として、AMEXメンバーシップ・リワード・プラスのポイントは、ユナイテッド航空(マイレージプラス)への直接交換は対応していません。従って、中継する交換ルートを利用する必要があります。

主な理由は、AMEXが提携している航空会社にユナイテッド航空が含まれていないためです。代替手段を探す必要があります。

■ おすすめの中継ルート:マリオット・ボンヴォイ経由

AMEXのポイントは、マリオット・ボンヴォイ(Marriott Bonvoy)ポイントに交換することが可能です。このマリオットポイントは、ユナイテッド航空のマイルに交換可能な提携先として活用できます。

例として、AMEXポイント1,000P → Marriott Bonvoyポイント1,000P → ユナイテッド航空マイル約330マイル(実際のレートや交換単位は変動あり)。

さらに、マリオットポイントを60,000ポイント単位でまとめて移行する場合、5,000マイルのボーナスが加算され、合計で25,000マイルになります。

■ ユナイテッド航空でANA国内線を予約するメリット

ユナイテッド航空のマイルを使えば、ANAの国内線を「提携特典航空券」として発券できます。しかも、ユナイテッド側のマイル数は固定制であるため、ANA本家より必要マイルが少なくて済むケースもあります。

例えば、羽田〜札幌(新千歳)間の片道は、ユナイテッドマイルで5,500マイル〜(時期により変動)で予約可能です。ANAだと時期によって6,000〜9,000マイル必要になることがあります。

■ 発券の具体的な流れと注意点

1. AMEXポイントをマリオット・ボンヴォイへ移行(最大数日かかる)
2. Marriottからユナイテッド航空へマイル移行(数日〜1週間程度)
3. ユナイテッド航空のWebサイトから「特典旅行」→「ANA国内線」を検索・発券

なお、移行の際にはそれぞれのアカウントが必要になりますので、AMEX・マリオット・ユナイテッド航空の会員登録が事前に必要です。

■ その他の選択肢:ANAマイルで直接発券

もしマリオット経由の手間が煩雑に感じる場合は、AMEXからANAマイルへの直接移行も有効です。ANAはAMEXの主要提携先であり、1,000ポイント→1,000マイルの高レートでの交換が可能です(リワードプラス登録時)。

そのままANAの特典航空券として発券する方法は、ユナイテッドに比べて手続きがシンプルで、座席指定などの柔軟性も高くなります。

■ まとめ:ユナイテッド経由 or ANA直接、用途に応じて使い分けを

AMEXポイントを最大限に活用して札幌旅行をお得に楽しむには、「マリオット経由でユナイテッド航空マイルに交換」というルートが有効です。ただし、発券のしやすさやタイムラグを考慮するなら、ANAマイルに直接移行して使う方が手軽な場合も。

目的と旅程に応じて、最適なルートを選びましょう。いずれも、AMEXメンバーシップ・リワード・プラスの価値を最大限に引き出す方法です。

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