ETC車載器の普及により、高速道路料金の割引制度を活用するドライバーが増えています。中でも深夜割引は利用者にとって大きな節約効果がありますが、割引の適用範囲や条件を正しく理解していないと、思わぬ料金になることも。この記事では、首都高速や中央道など複数の道路を経由する場合の適用条件について具体的に解説します。
ETC深夜割引の基本ルール
ETC深夜割引は、午前0時~4時の間に高速道路上を通行していれば、30%の割引が適用される仕組みです。ただし、適用されるのはNEXCO東日本・中日本・西日本が管理する高速道路に限られ、首都高速や阪神高速など都市高速には適用されません。
つまり、首都高を通過する場合、その区間には深夜割引は適用されず、NEXCOの路線に入ってからの区間が対象となります。
ケーススタディ:首都高から中央道への乗り継ぎ
例えば「午前3時50分に首都高に入り、4時30分頃に中央道へ合流」という場合、次のように処理されます。
- 首都高速部分:都市高速扱いのため深夜割引の対象外
- 中央自動車道部分:ETCの通過記録が0時〜4時の対象時間帯を含むため、深夜割引の対象となる
つまり、このようなルートでは「中央道部分のみが割引適用」となります。
ETC通行のカウント方法と注意点
ETCでは、ICからの入口・出口の通過時刻だけではなく、走行経路上における滞在時間が考慮される場合があります。深夜割引は「通行のいずれかの瞬間が0~4時台」であれば適用されるため、4時を過ぎて出る場合でも、その前にNEXCO高速に入っていれば割引対象です。
ただし、PAやSAで長時間休憩を取った結果、深夜帯を外れてしまったようなケースには注意が必要です。
割引適用のためのポイント
- 割引を最大限に活用したいなら、0〜4時台にNEXCO区間を走行するよう調整
- 首都高など都市高速は深夜割引対象外である点に留意
- NEXCO高速に入る時間が3:59以前であれば、割引対象になる可能性が高い
例えば、首都高を抜けるタイミングが3:55、中央道への合流が4:05といったケースでも、ETCシステムが「一連の通行記録」として割引を適用してくれることがあります。
参考にしたい公式情報
NEXCO各社の公式ページでも、ETC深夜割引の条件について詳細が確認できます。最新情報の確認はこちらからどうぞ:NEXCO 深夜割引について(公式)
まとめ
・ETC深夜割引は0時〜4時にNEXCO高速を通行していることが条件
・首都高は対象外のため、割引は中央道以降のNEXCO部分のみ
・乗り継ぎ時間や経路によって割引対象になる可能性がある
・走行計画を立てる際は時間配分を工夫し、ETCの通行履歴にも注意を
高速料金の節約には制度の正確な理解が重要です。目的地までのルートと時間帯を調整して、賢くお得にドライブを楽しみましょう。


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