高速道路でETCを利用したのに、クレジットカードに料金がちゃんと請求されていないと気づいたとき、不安になりますよね。本記事では「後日支払えるのか」「どこに連絡が必要か」「記録が曖昧でも対応可能か」など、よくある疑問を整理して解説します。
①未払いの支払い猶予はどれくらい?
支払いがされないまま放置されると、不正通行とみなされて免れた料金+その2倍の割増金が請求される可能性があります(道路整備特別措置法第26条):contentReference[oaicite:0]{index=0}。
ただし、高速各社に事前に安全な場所から速やかに連絡し、未払いを申し出れば正規料金のみの支払いが認められるケースがあります。首都高では10日以内の連絡が推奨されています:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
②管轄が異なる高速会社でもそれぞれへの確認が必要?
はい、それぞれの高速道路会社ごとに未払い分を申し出る必要があります。首都高、阪神高速、NEXCOなどでは対応窓口が異なりますので、通行した路線ごとに連絡してください:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
③入口・出口・日時が曖昧でも対応できる?
高速会社では、通行記録が残っているため、入口・出口や時間を完全に覚えていなくても申告可能です。申請の際にはわかる範囲で以下情報を伝えるとスムーズです。
- 通行の概ねの日時
- 出入口の名称や通過料金所
- 車種・ナンバーなど
- ETCカード番号など
記憶が曖昧でも、ある程度特定できる情報で申請すれば、高速会社が記録と照合して対応してくれます。料金所やレーン情報が不明でも相談可能です:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
④ETC未払いで起こり得るリスクとは?
未払いが故意と判断されると、割増金の請求だけでなく、30万円以下の罰金刑が科される場合があります:contentReference[oaicite:4]{index=4}。
また、クレジットカードの引き落としができない状態が続くと、カード会社によってはETCカードが使用停止になることもあります:contentReference[oaicite:5]{index=5}。
⑤対応の流れと実例まとめ
未払いに気づいたときは。
- 通行した路線・日時が分かる範囲で整理
- 各高速会社の窓口に連絡
- 案内に沿って申告・支払い手続き
例:首都高速利用なら支払い未確認後、10日以内にお客さまセンターへ電話かWEB申告。
まとめ
①支払い遅れに気づいたらできるだけ早く、高速会社に未払いを申し出ることで正規料金のみの支払いにまとまる可能性があります。②利用した路線ごとに連絡が必要、③通行日時や入口出口が曖昧でも情報を伝えれば記録と照合して対応可能です。
不払い状態を放置すると割増金や罰金リスクが高まるため、早めの連絡と正しい対応が安心への第一歩です。


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