海外旅行で「往復で買うより片道ずつで買うと割高になる」と感じたことはありませんか?特に出発地と帰着地が異なる場合、その料金設定はさらに複雑になります。この記事では、例として「羽田→上海→ドバイ/アブダビ→上海→羽田」のような変則ルートを使ったとき、なぜ高くなるのかを詳しく解説します。
航空券が「片道だと割高」になる理由
多くの航空会社では、往復航空券を割安に設定し、長距離移動を促進する価格モデルを採用しています。これは航空会社にとっても「往復分の座席」をまとめて販売することで収益安定に繋がるからです。
そのため、片道航空券を単体で購入しようとすると、割高に設定されていたり、プロモーション対象外となるケースがよくあります。
異なる都市からの帰国便は「オープンジョー扱い」になる
行きと帰りで出発地や目的地が異なる旅程は、「オープンジョー(Open Jaw)」と呼ばれ、通常の往復とは異なる料金体系になります。例として、
羽田→上海→ドバイ/アブダビ→上海→羽田
のように、復路がアブダビ発になる場合も、往復としては販売できるものの、航空会社や検索サイトによっては割高に計算されることがあります。
これは、アブダビ→羽田の帰路が別区間扱いとなり、往復割引の対象外になったり、手数料が追加されたりするためです。
同一航空会社でも「別切り」になると割高になるケース
たとえ同じ航空会社(例:エミレーツ航空や中国東方航空)であっても、行きと帰りを別の予約として購入した場合「別切り航空券」となり、運賃が2倍近くになることもあります。
さらに、乗継保証や預け荷物の通し処理ができないこともあり、旅程トラブル時に自己責任で対応しなければならないリスクもあります。
航空券を安く購入するための実践テクニック
- オープンジョー可能な航空券を検索できる予約サイト(SkyscannerやExpedia)を活用。
- アブダビ→ドバイ間の陸路移動を踏まえ、復路を「ドバイ発」で検索し、往復として成立させる。
- 場合によっては「三都市周遊」扱いにすると、料金が安くなることもある。
- 1枚の予約に行きと帰りをまとめて含めることで「通し運賃」が適用され、結果的にお得になる。
たとえば、羽田→ドバイ/ドバイ→羽田の往復航空券の方が、羽田→ドバイ(片道)+アブダビ→羽田(片道)を別々に買うより5万円以上安くなる場合もあります。
実例:羽田→ドバイとアブダビ→羽田を別購入したケース
旅行者Aさんは、羽田→ドバイを中国東方航空で片道購入、復路はアブダビ→羽田で同社便を別に予約しました。結果として、往復購入なら13万円台で済むところを、片道ずつで合計18万円かかったとのこと。
さらに、復路便の出発空港が変更されたことで預け荷物の扱いにも制限があり、別途超過料金が発生しました。
まとめ
航空券は「出発地と帰着地が異なる場合」や「片道ずつ別で買う場合」に割高になる仕組みが存在します。とくに国際線や複数都市にまたがる旅程では、往復または通しで予約することで大幅にコストを抑えることができます。
オープンジョーや別切りの注意点を理解し、効率的かつリスクを減らした航空券選びを心がけましょう。


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