東北新幹線で盛岡まで向かう際、「はやぶさ」と「こまち」のどちらに乗るか迷う方は多いかもしれません。両者は連結運転されており、所要時間はほぼ同じですが、座席や編成に違いがあり、快適さや好みに影響します。この記事では、実際の座席の広さや快適さの違い、車両設備などを比較しながら、どちらを選ぶべきか詳しく紹介します。
はやぶさとこまちは連結して運転される
東北新幹線「はやぶさ」と「こまち」は、東京駅から盛岡駅まで連結して走ることが多く、所要時間も停車駅も基本的には同じです。
そのため、盛岡まで行く場合はどちらに乗っても遅くなることはありません。問題は車両の違いと座席の快適さです。
座席の広さは「はやぶさ」がやや有利
「はやぶさ」はE5系車両を使用し、「こまち」はE6系を使用しています。E6系は秋田新幹線としても使われるため車両幅が狭く、座席の横幅や足元の余裕はE5系の方が広いです。
例えば普通車では、E5系(はやぶさ)は2+3列配置、E6系(こまち)は2+2列配置ですが、実際にはE6系の座席がコンパクトに感じられるという声が多いです。
静かな車内が好きなら「こまち」もおすすめ
「こまち」は7両編成と短く、静かで落ち着いた雰囲気があります。ビジネス利用や落ち着いて移動したい方にはむしろこちらが合う場合も。
また、グリーン車やグランクラスを選ぶならどちらも快適性は大きく向上するため、座席指定時に空席状況で選ぶのもひとつの手です。
混雑状況と予約のしやすさで選ぶのもあり
繁忙期や週末などは「こまち」は車両数が少ないために早く満席になりがちです。「はやぶさ」は編成が長く、比較的予約が取りやすい傾向があります。
「どうしても2人並び席がいい」「進行方向左側が良い」など細かい希望があるなら、「はやぶさ」の方が選択肢は多くなります。
大宮から乗るならどちらもOKだが快適さ重視で選ぶ
大宮から乗車する場合も、東京始発列車の途中駅になるため、どちらに乗っても問題ありません。ただし快適性を重視するなら、横幅に余裕のある「はやぶさ」側を予約するのが無難です。
特に長時間座るのが苦手な方や荷物が多い方は、E5系の方がストレスが少ないでしょう。
まとめ:はやぶさとこまち、どっちを選ぶべき?
所要時間や停車駅は同じですが、座席の広さや静けさ、予約のしやすさに違いがあります。座席の快適さ重視なら「はやぶさ」、静かな雰囲気で過ごしたいなら「こまち」を選ぶのがおすすめです。
どちらに乗っても盛岡まで快適に移動できますので、自分の好みや混雑状況に合わせてチョイスしましょう。


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