飛行機に乗る際、「キャリーケース+ショルダーバッグ」を機内に持ち込むことができますが、それぞれの収納場所や扱い方には航空会社共通のルールがあります。本記事では、ショルダーバッグを座席の足元に置けるのか、前の座席のポケットはどのように使えばいいのか、初心者にもわかりやすく解説します。
機内持ち込みの基本ルール
国内線・国際線を問わず、多くの航空会社では「身の回り品1個+手荷物1個」の2点まで持ち込み可能です。
- キャリーケース(機内持ち込みサイズ内):頭上の収納棚へ
- ショルダーバッグ(リュック・ハンドバッグなど):座席下に収納
このように、ショルダーバッグ程度のサイズであれば座席下に収納すればOKで、上の棚に入れる必要はありません。
座席下に収まらないサイズのバッグは?
ショルダーバッグが大きすぎて座席下に入らない場合は、「機内持ち込み手荷物1個」とカウントされ、キャリーケースとの2個持ち込みができなくなる可能性があります。
その場合、キャリーケースを預けるか、ショルダーバッグを機内持ち込み用に整理し直す必要があります。収納サイズの目安は、40cm×30cm×15cm以内を目安にすると安心です。
前座席ポケットに収納してよいもの
前の座席ポケットには、以下のような「小型で軽いもの」のみ入れるのが基本です。
- スマホ
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- パスポートや搭乗券
ショルダーバッグやポーチのように厚みのあるものは入れるべきではなく、安全上の観点からも避けましょう。
おすすめの収納スタイル
キャリーケース+ショルダーバッグを持ち込む場合の理想的なスタイルは以下の通りです。
- ショルダーバッグは必要最低限のサイズにまとめ、座席下に収納
- 機内で使いたいアイテム(スマホ・文庫本・ポーチなど)は、搭乗前に取り出しておく
- それらは手元に置くか、座席ポケットに軽く収める
こうすることで、他の乗客への配慮にもなり、機内での動きもスムーズになります。
実際の搭乗体験と注意点
ある搭乗者の体験では、ショルダーバッグを座席下に置き、スマホやモバイルバッテリーは小さなポーチに入れて座席ポケットに収納。機内で取り出す必要があるものだけを事前に出しておけば、狭い座席でも快適に過ごせたとのことです。
また、通路側の座席では、バッグの出し入れが他の乗客の妨げになる場合があるため、注意が必要です。
まとめ
結論:キャリーケースとショルダーバッグを機内に持ち込む場合、キャリーは頭上の収納棚へ、ショルダーバッグは座席下に収納するのが基本です。ショルダーバッグのサイズが大きいと持ち込み制限を超える場合もあるため、注意が必要です。スマホやモバイルバッテリーなどは、ポーチにまとめて座席ポケットに入れるなどして、機内での快適な過ごし方を工夫しましょう。
より詳しい手荷物ルールは、各航空会社の公式サイトを確認するのがおすすめです。JALの手荷物案内ページはこちら。


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