飛行機内でお菓子の袋が膨らむ理由とは?人間の体にも起きる影響を徹底解説

飛行機、空港

飛行機の中で袋菓子がパンパンに膨らんでいるのを見て驚いた経験はありませんか?これは気圧の変化によるものですが、では人間の体にも同じような影響があるのでしょうか?この記事では、飛行中の機内環境と人の身体に及ぼす変化について、わかりやすく解説します。

飛行機の中で袋が膨らむのはなぜ?

飛行機が上空を飛行しているとき、機内の気圧は地上よりも低く設定されています。具体的には、通常の旅客機は高度約10,000mを飛びますが、機内は高度2,000m前後に相当する気圧に調整されています。

この気圧差によって、密閉された袋の中の空気は外気よりも高い圧力を保っている状態になり、内側から膨らもうとするため、お菓子の袋などがパンパンに膨らむのです。これは「ボイルの法則」という気体の性質に基づいた現象です。

人間の体も膨らむのか?

人の身体は袋菓子のように見た目が膨らむわけではありませんが、実際には内部で圧力変化の影響を受けています。特に空気を含んだ体内器官、たとえば腸や中耳、副鼻腔などでは、気圧の変化に伴って膨張や圧迫感が生じることがあります。

飛行中にお腹が張る、げっぷやおならが出やすいと感じるのはそのためです。また、耳が詰まったり痛くなったりするのも、中耳の気圧調整がうまくできないことが原因です。

実際に起きる身体の変化と注意点

飛行機内では次のような身体的変化が報告されています。

  • 腹部膨満感
  • 耳の圧迫感や痛み(航空性中耳炎)
  • 頭痛や軽いめまい
  • 口や肌の乾燥

これらは通常の範囲内であれば心配ありませんが、鼻炎や中耳炎の持病がある方、小さな子ども、高齢者などは注意が必要です。離陸・着陸時には飴をなめたり、あくびをしたりすることで耳抜きをサポートできます。

健康への悪影響はあるのか?

基本的には、健康な人であれば飛行機による気圧変化で重大な影響を受けることはありません。ただし、体調不良時や疾患のある方は例外で、高度に適応できず症状が悪化する可能性があります。

また、胃腸にガスがたまりやすい食事(炭酸飲料、豆類、キャベツなど)を搭乗前に摂取すると、腹部の不快感が増す場合があるため控えるとよいでしょう。

飛行機に持ち込むお菓子の選び方

袋が破裂するほど膨らむ可能性があるため、飛行機にお菓子を持ち込む際は次の点に注意しましょう。

  • 密封されていない包装(チャック付き袋や箱入り)を選ぶ
  • プラスチック容器に入ったお菓子も比較的安全
  • 中身に空気を含まないタイプ(グミ、ラムネ、キャンディなど)が膨張しにくい

搭乗前に開封しておくことで、気圧差の影響を抑えることもできます。

まとめ:お菓子の袋と体内は同じく気圧の影響を受けている

機内でお菓子の袋が膨らむのは、気圧の低下による物理的な現象です。そして人間の体も、目には見えない形で同じ影響を受けています。ただし、基本的には健康への大きな悪影響はなく、少しの工夫で快適な空の旅を楽しむことができます。

旅行前の知識として、気圧変化による体の変化や対策を理解しておくことで、安心してフライトに臨めるでしょう。

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