ANAのボーイング737-800(738)で景色を楽しむなら何列目?窓側座席選びのコツと注意点

飛行機、空港

空の旅での楽しみのひとつが、窓から見える美しい景色。しかし、飛行機の機種や座席位置によっては、翼に遮られてしまうこともあります。今回はANAの国内線などで使用されるボーイング737-800(通称738)の座席配置に注目し、景色をしっかり楽しむための座席選びのコツを解説します。

ボーイング737-800(738)の座席構造を知ろう

ANAが国内線で広く使用している737-800は、座席数が約166席の中型機です。前方から後方にかけて、3-3配列のシートが並んでいます。翼はおおよそ10列目〜17列目前後にかかる配置で、12列目付近はちょうど翼の上となります。

したがって、窓側であっても「12列目」は翼が窓の真横にある可能性が高く、下の景色や地上の風景は見えづらくなるケースがあります。

景色をしっかり楽しめるおすすめ座席

翼にかからず、視界が開けている座席を選びたい場合、5〜9列目の窓側をおすすめします。特に機体前方の「F〜J」列の窓側は翼より前に位置するため、離陸直後や着陸前の景色をしっかり楽しめます。

また、反対に機体後方の「18列目以降」も翼の後ろにあたるため、エンジン音はやや大きくなるものの、開けた視界が得られることもあります。

座席指定で注意すべきポイント

ANAではWeb予約時に座席指定が可能ですが、機材変更があると座席が変更されることもあるため、フライト前には再確認をおすすめします。また、非常口座席(15〜16列目)付近は足元が広い一方、リクライニング不可など制限があるため注意が必要です。

なお、人気の窓側席は早い段階で埋まりやすいので、可能な限り早めの指定が安心です。

景色重視派なら考えたい:左右どちらの席を選ぶ?

座席選びの際には「A列(左側)かF列(右側)か」も気になるところ。路線によっては、富士山・海・都市などの名所が片側に見えることがあります。

例:
・羽田 → 伊丹:富士山は右側(F列)に見える確率が高い
・新千歳 → 羽田:東京湾やスカイツリーは左側(A列)に見えやすい

フライトルートによって左右どちらが景色を楽しめるかは変わるため、事前にネットで検索しておくのもおすすめです。

まとめ:12列目の眺望とおすすめの選び方

12列目はボーイング737-800においては翼の真上に位置するため、地上の景色を見るにはやや不向きです。景色重視の方には、前方5〜9列目の窓側席や、18列目以降の後方窓側席が適しています。

せっかくの空の旅、座席選びを少し工夫するだけでより豊かな時間になります。ANAの予約サイトでは座席表も確認できるので、ぜひ事前チェックをおすすめします。

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