関西在住の方から疑問の声も多い「新名神高速道路でなぜ制限速度120km/hが可能なのか」について、道路設計や事故データ、交通量の視点からわかりやすく解説します。
設計速度120 km/hだから可能
新名神高速道路は、道路構造令に基づく「第1種第1級」の基準で設計されており、完成後の設計速度は120 km/hです。暫定型区間では100 km/hですが、設計速度が120 km/hの区間であれば法的に制限速度の引き上げが認められます :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
このような先進道路設計により、速度引き上げの前提が満たされています。
条件を満たす道路区間だから
国交省と警察庁が定める120 km/h適用条件とは、「設計速度120 km/h」「交通事故が少ない」「交通量が適度」「片側3車線」「20km以上連続区間」の5つの要件です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
新名神の多くの開通区間は、これらの条件をクリアしており、120 km/h制限化にふさわしい道路となっています。
事故率が低く、設計が優れていること
カーブや勾配を極力抑えた設計、広い車線幅(走行車線約3.50 m/追越車線3.75 m)、広めの路肩など、安全面に配慮したインフラ整備が行われています :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
こうした設計上の配慮によって事故発生率が抑えられ、安全に120 km/hでの走行が可能となっています。
他高速道路との比較
例えば、新東名や東北道の一部(花巻南~盛岡南間)でも120 km/h制限が導入されていますが、これらも設計速度や交通条件が適していたため実現しています :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
一方、名神や旧名神では片側2車線区間が多く、連続性のある設計速度120 km/h区間が限られるため120 km/h制限が適用されていません :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
具体例:どの区間が120km/h?
- 新名神高速のうち、亀山西JCT〜甲賀土山ICなど一部区間は設計速度120 km/hで、今後6車線化により制限速度引き上げも期待されています :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
- 東北自動車道の花巻南~盛岡南(約27 km)、新東名の御殿場~浜松いなさ間(約145 km)も120 km/h制限区間として運用中です :contentReference[oaicite:6]{index=6}。
まとめ
新名神高速道路で120 km/h制限が可能な理由は、以下のような整った条件によるものです。
- 道路構造令に基づく**設計速度120 km/h**
- **事故率が低く、交通量が適度**な道路環境
- **片側3車線・20km以上続く高規格区間**
設計と整備が整った新名神だからこそ、安全かつ快適に120 km/hで走行できるのです。


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