現在、ノービザでベトナムに滞在中の方が、8月末までに1泊2日のバンコク旅行を計画している場合について、ビザ条件や出入国の仕組みを整理したガイドです。
ベトナムのノービザ滞在条件とは
日本を含む特定国籍(例:日本)では、45日までベトナムにビザなしで滞在可能です。
この場合、単一入国方式で、滞在延長は原則できず、再入国には新たに出国とビザ取得(または次回の無料滞在枠)が必要になります。直近の法律改定で、入国間隔制限がなくなり、出国後すぐ再入国も可能です:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
タイ・バンコク訪問時の入国条件
ベトナム在住者がタイへ旅行する場合、ベトナム滞在から出国してタイに入国することになるため、タイ入国要件を満たす必要があります。
ベトナムパスポート保持者は観光目的で最大30日間タイにノービザで滞在可能ですが、航空または陸路での入国で乗り継ぎ証明や航空券/出国証明が必要です:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
バンコク旅行後のベトナム再入国について
ベトナム側は、ノービザ滞在後一度出国した後、再入国すれば別の45日枠で再び滞在可能です(ただし同じパスポート有効期限・書類要件を満たすこと):contentReference[oaicite:2]{index=2}。
つまり、ベトナム → タイ → 再びベトナムに戻るという順序でも実質上問題ありません。
具体的な旅行の流れと注意点
例:ベトナムに6月から滞在中で、8月末まで延長予定。8月中旬にベトナムから出国してバンコクへ1泊旅行、翌日にタイを出国して再度ベトナムに戻る。
この流れであれば、タイ入国は30日ノービザ枠を利用し、ベトナム再入国時は新たな45日滞在枠で合法的に滞在継続が可能です。
注意すべき点とリスク管理
- ベトナムノービザ滞在が45日を超えないよう管理する。
- パスポートは6ヶ月以上の有効期間と出入国スタンプ用余白が必要。
- タイ入国時に出国航空券や滞在資金を求められる可能性あり。
- 実際の入国判断は担当官によるため、過度なビザラン(短期旅行→再入国を繰り返す)はリスクとなることがあります。
まとめ
ノービザ滞在中のベトナムから1泊2日でバンコク旅行を行うことは、出入国のルールを守る限り可能です。
出国後にタイノービザで短期滞在し、戻ってベトナムに新たにノービザで再入国する形なら、45日枠が再度使えます。
ただし、各国の入国スタンプ管理や滞在日数制限には注意し、出国前後の航空券や必要書類を事前に準備しておくことを強くおすすめします。


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