道路で見かける緑の箱はオービス？スリップ防止剤収納箱との違いを解説

青森市の一般道（大釈迦）で見かける「緑の箱」に赤色灯が点灯しているケースを見て、「これはオービスではないか？」と思う方も多いでしょう。今回はその正体と、スリップ防止剤収納箱との違いについて詳しく解説します。

緑の箱の正体とは？

道路で見かける緑色の箱は、オービス（自動速度取締装置）とは限りません。実際、オービスに似た外見を持つ装置は多く、見分けるポイントがいくつかあります。オービスは、車両が通過するときにその速度を自動で測定し、違反者に対して罰則を科すシステムです。

しかし、緑色の箱にはオービス以外の目的を持つものもあります。赤色灯が点灯している場合、それが稼働中のオービスである可能性もありますが、スリップ防止剤の収納箱など他の目的を持つ箱も存在します。

オービスとスリップ防止剤収納箱の違い

オービスは、通常、道路上で速度を計測する装置として設置されており、赤色灯が点灯している場合は稼働している証拠です。オービスには高感度のカメラが搭載されており、車両が通過した瞬間に速度を計測し、必要に応じて違反者の写真を撮影します。

一方、スリップ防止剤収納箱は、冬の道路で使用されるスリップ防止剤を収納するためのもので、通常は目立つ赤色灯やカメラを搭載していません。この箱は主に道路の管理や安全確保のために設置され、オービスとは異なり、違反を取り締まる役割は持っていません。

緑の箱に見えるカメラの役割

カメラが搭載されている緑の箱は、必ずしもオービスであるとは限りません。多くのオービスは、撮影された写真を警察に送信して、速度違反者を特定する仕組みを持っています。しかし、スリップ防止剤収納箱にもカメラが設置されていることがあります。このカメラは、スリップ防止剤を正しく使用しているか確認したり、箱の状態を監視したりするために使われます。

このようなカメラを見ても、必ずしもそれが違反を取り締まるためのものだとは限らないので、状況に応じて見極めることが重要です。

まとめ

青森市の道路で見かける緑の箱は、オービスの可能性もありますが、スリップ防止剤収納箱の一部である可能性もあります。赤色灯が点灯している場合はオービスの稼働中であることも考えられますが、カメラが搭載されていてもそれが違反取締用のものでない場合もあるので、詳細な確認が必要です。もし不安な場合は、周辺の標識や道路の管理状況を確認して、適切な運転を心がけるようにしましょう。