オーストラリアで大学進学後のビザについて：ワーキングホリデービザから次のステップへ

オーストラリアでワーキングホリデービザを利用して生活している場合、ビザの有効期限終了後にどのような選択肢があるのか、大学進学を含めて知っておくことが大切です。本記事では、オーストラリアで大学進学後のビザの取得方法や、ワーキングホリデービザが終了した後に海外で生活するための方法について解説します。

ワーキングホリデービザ終了後の選択肢

ワーキングホリデービザの有効期限が終了した後、オーストラリアに引き続き滞在するためには、別のビザに切り替える必要があります。大学進学を希望する場合、特定の学生ビザを取得することが可能です。

具体的には、学生ビザ（subclass 500）を申請することが一般的です。このビザを取得すると、オーストラリアの大学に通いながら生活することができます。学生ビザを取得すると、留学中はオーストラリアで生活し、学業に専念できる環境が整います。

大学に進学する場合、学生ビザを取得するための条件として、オーストラリアの認定された教育機関に入学が決まっていることが求められます。大学から提供されたCOE（Confirmation of Enrolment）という証明書が必要です。

また、学生ビザでは、フルタイムの学業に集中することが求められるため、仕事をすることが制限される場合があります。ただし、オーストラリアでは年間で一定時間以内のパートタイム勤務が許可されており、生活費の一部を補うことができます。

もし大学に進学せずにオーストラリアで引き続き生活を希望する場合、就労ビザ（subclass 186やsubclass 482など）を取得する方法があります。

就労ビザは、オーストラリアの企業からのスポンサーシップを受けることで取得できます。スポンサーとなる企業が見つかれば、その企業で働きながらオーストラリアに滞在し続けることが可能です。

大学進学後に学生ビザを取得する方法以外にも、オーストラリアに滞在するための選択肢はあります。例えば、卒業生ビザ（subclass 485）を申請することもできます。このビザは、オーストラリアでの学業を終えた後に一定期間オーストラリアに滞在できるビザです。

卒業生ビザを持っていると、その間に就職活動を行ったり、他のビザに切り替えるための準備をすることが可能です。オーストラリアにおける就労のチャンスを広げるためにも、このビザを活用することができます。

ワーキングホリデービザ終了後にオーストラリアで生活を続けたい場合、学生ビザや就労ビザなど、さまざまな選択肢があります。大学進学を目指す場合は、学生ビザを取得することで学業と生活ができる環境が整い、就職を目指す場合は就労ビザや卒業生ビザを利用することが可能です。

それぞれのビザの要件や条件を十分に理解し、計画的にビザを切り替えていくことが重要です。オーストラリアでの生活を長期的に続けるために、どのビザが自分に最適かを考えて準備しましょう。