アゴダやブッキングドットコムなどのオンライン宿泊予約サイトを利用する際、稀に予約情報の不一致や意図しない請求が発生することがあります。特に、予約が正常に完了していないにもかかわらず、宿泊施設や予約サイト側でトラブルが生じ、カードへの請求が発生するケースもあります。本記事では、そのような問題が起こった際の対処法や返金を受けるための方法について詳しく解説します。
予約が完了していないのに請求が発生する原因
予約完了後、メールで確認メッセージや予約番号が届いていたにもかかわらず、アゴダのアプリ上で予約情報が確認できなかった場合、いくつかの可能性が考えられます。
- 予約サイト間のシステム連携ミスにより、実際の予約が成立していなかった。
- 予約が誤って他の予約プラットフォーム(ブッキングドットコムなど)を通じて行われた可能性。
- 予約確認メールは送信されたが、予約自体がキャンセルまたは無効になったため、記録が残っていない。
これらの原因により、実際には宿泊予約が完了していなかったにもかかわらず、ノーショー(無断キャンセル)として処理され、クレジットカードに請求が発生することがあります。
請求を取り消すための対処法
クレジットカードへの請求が発生している場合、以下のステップで対応を進めることをおすすめします。
① 予約サイト(アゴダまたはブッキングドットコム)に問い合わせる
まずは、アゴダのカスタマーサポートに連絡し、予約が実際にどのように処理されたのか確認しましょう。予約がブッキングドットコム経由で処理された場合、ブッキングドットコム側のサポートにも問い合わせる必要があります。
問い合わせの際には、以下の情報を伝えるとスムーズです。
- 予約確認メールに記載された予約番号
- 宿泊施設名と予約日
- カードに請求された金額
- 宿泊施設からの回答(「予約されていない」と言われたこと)
② クレジットカード会社へ異議申し立て(チャージバック申請)を行う
予約サイト側で解決できない場合、クレジットカード会社に問い合わせて「チャージバック(支払いの取り消し)」を申請できます。チャージバックは、不正請求や誤った請求があった場合に利用できる救済措置で、次の情報が必要です。
- 予約サイトとのやり取りの証拠(メールのスクリーンショットなど)
- 予約が成立していなかったことを示すホテル側の返答
- 請求内容が誤っていることを説明する詳細な経緯
クレジットカード会社が請求の正当性を審査し、問題が確認されれば支払いが取り消される可能性があります。
返金が受けられる可能性
宿泊施設が予約されていなかった場合、ノーショー料金の請求が不当である可能性が高いです。そのため、アゴダまたはブッキングドットコムに直接交渉し、返金対応を求めるのが最初のステップとなります。
また、クレジットカード会社に異議申し立てを行うことで、請求を取り消せる可能性もあります。ただし、チャージバックの申請は、カード会社の規定や手続きの進め方によって異なるため、早めに連絡して対応を進めることが重要です。
まとめ
オンライン宿泊予約サイトを利用する際は、予約確認メールが届いた場合でも、アプリやウェブサイト上で予約情報を確認することが重要です。今回のようなトラブルに遭遇した場合、まずはアゴダやブッキングドットコムのカスタマーサポートに連絡し、次にクレジットカード会社へ異議申し立て(チャージバック)を行うことで、請求の取り消しが可能となるケースもあります。問題解決に向けて、迅速に対応を進めることをおすすめします。
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