旅行や出張で長時間のフライトに備える際、持ち運び充電器(モバイルバッテリー)は欠かせないアイテムです。特に、飛行機に乗る際には、バッテリーの機内持ち込みルールを確認しておくことが重要です。この記事では、ジェットスターで10000mAhのモバイルバッテリーが機内に持ち込めるかどうかを解説します。
ジェットスターの機内持ち込み規則
ジェットスターでは、持ち運び充電器やモバイルバッテリーの機内持ち込みに関する規則があります。基本的には、リチウムイオン電池の容量が制限の対象となり、容量が100Wh(ワット時)以下であれば、通常は機内持ち込みが可能です。
10000mAh(ミリアンペアアワー)のモバイルバッテリーは、一般的に37~40Whの範囲内に収まるため、ジェットスターの機内持ち込みが可能です。ただし、モバイルバッテリーは必ず機内に持ち込む必要があり、預け荷物としては持ち込めません。
Wh(ワット時)の計算方法
モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリアンペアアワー)で表示されますが、航空会社が規定するWh(ワット時)に変換する方法は次の通りです。
- 計算式:Wh = mAh × 電圧(V) ÷ 1000
- 通常、リチウムイオン電池の電圧は3.7Vです。
例えば、10000mAhのモバイルバッテリーの場合は、
10000mAh × 3.7V ÷ 1000 = 37Wh となります。これはジェットスターの規定範囲内です。
機内持ち込み時の注意点
ジェットスターでモバイルバッテリーを持ち込む際の注意点として、以下の点を確認しておきましょう。
- モバイルバッテリーは機内持ち込みのみ:預け荷物に入れることは禁止されています。必ず手荷物として持ち込むようにしましょう。
- 容量が確認できること:モバイルバッテリーの表面やパッケージに、容量(mAh)やワット時(Wh)が表示されていることを確認してください。明確な表示がない場合、持ち込みが制限されることがあります。
- 容量が100Whを超える場合:100Whを超える大容量のバッテリーは、事前に航空会社に問い合わせるか、持ち込みが制限される可能性があるため注意が必要です。
まとめ:10000mAhのモバイルバッテリーはジェットスターで持ち込み可能
10000mAhの持ち運び充電器は、一般的にジェットスターの機内に問題なく持ち込むことができます。容量は100Wh未満であり、リチウムイオンバッテリーの規定範囲内に収まるためです。ただし、預け荷物には入れず、必ず機内に手荷物として持ち込むことを忘れずに。安全な空の旅をお楽しみください。
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