毎年6月になると、山形県のさくらんぼシーズンが本格化します。宮城県、とくに仙台市周辺では「今年もさくらんぼを買いに山形へ行こう」という話題が聞かれることがあります。では、本当に多くの仙台市民や宮城県民が関山峠を越えて東根市や天童市へ向かうのでしょうか。山形のさくらんぼ文化と宮城県との関係について解説します。
6月の山形県はさくらんぼシーズンの最盛期
山形県は全国有数のさくらんぼ産地として知られています。特に東根市、天童市、寒河江市などの村山地域では、6月中旬から下旬にかけて佐藤錦を中心とした収穫が最盛期を迎えます。
この時期には直売所や観光果樹園が賑わい、県外からも多くの観光客が訪れます。新鮮なさくらんぼを求めて宮城県から訪れる人も少なくありません。
仙台市民にとって山形は身近なお出かけ先
仙台市と山形市は距離が近く、高速道路や国道48号線で結ばれています。特に国道48号線の関山峠は、古くから宮城県と山形県を結ぶ主要ルートとして利用されてきました。
そのため仙台市民にとって山形は日帰りで訪れやすいエリアです。さくらんぼだけでなく、温泉、蕎麦、ラーメン、果物狩りなどを目的に訪れる人も多くいます。
毎年恒例の行事というほどではないが人気は高い
「仙台市民全員が毎年さくらんぼを買いに行く」というわけではありませんが、一定数の人にとっては初夏の恒例行事になっています。
例えば、毎年お気に入りの農園で贈答用のさくらんぼを購入する家庭や、家族でさくらんぼ狩りを楽しむ家庭もあります。
一方で、スーパーやインターネット通販でも山形産さくらんぼを購入できるため、実際に山形まで足を運ばない人も少なくありません。
関山峠はさくらんぼシーズンに混雑することがある
6月の土日や収穫最盛期には、関山峠や国道48号線で交通量が増えることがあります。
| 時期 | 混雑傾向 |
|---|---|
| 平日 | 比較的スムーズ |
| 6月の土日 | 交通量増加 |
| 佐藤錦の最盛期 | 直売所周辺で混雑しやすい |
特に午前中は直売所を目指す車が集中し、帰宅時間帯には宮城方面への車列ができることもあります。
東根市や天童市が人気の理由
東根市は「果樹王国ひがしね」として知られ、多くの観光果樹園や直売所があります。天童市もアクセスが良く、温泉や観光施設とあわせて楽しめるため人気があります。
新鮮なさくらんぼを産地価格で購入できることに加え、生産者から直接購入できる安心感も人気の理由です。
まとめ
仙台市民や宮城県民が毎年6月に山形県東根市や天童市へさくらんぼを買いに行くという文化は確かに存在しますが、すべての人に共通する恒例行事というわけではありません。ただし、山形が近くアクセスしやすいことから、初夏のドライブや観光を兼ねてさくらんぼを買い求める人は多く、関山峠周辺が混雑する光景は毎年の風物詩の一つとなっています。


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