海外旅行や出張でスマートフォンの充電切れ対策として便利なモバイルバッテリーですが、20000mAhの大容量タイプを国際線の飛行機に持ち込めるのか気になる人は多くいます。モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を使用しているため、預け入れ荷物ではなく機内持ち込みに関するルールが定められています。この記事では、20000mAhのモバイルバッテリーを国際線へ持っていく際の条件や注意点について詳しく解説します。
20000mAhのモバイルバッテリーは国際線へ持ち込める可能性が高い
一般的な20000mAhのモバイルバッテリーは、多くの航空会社の国際線で機内持ち込みが可能な範囲に収まっています。ただし、判断基準はmAhではなく「Wh(ワット時定格量)」で決まります。
航空機への持ち込み制限では、リチウムイオン電池の容量をWhで確認します。多くの航空会社では、100Wh以下のモバイルバッテリーは機内持ち込み可能、100Whを超えて160Wh以下の場合は航空会社の許可が必要になる場合があります。
そのため、20000mAhという表示だけではなく、製品に記載されているWhの数値を確認することが重要です。
20000mAhをWhに換算するとどのくらいになるのか
モバイルバッテリーの容量を確認するには、以下の計算式を使います。
Wh=Ah(アンペア時)×V(電圧)
一般的なモバイルバッテリーは電圧3.7Vで計算されることが多いため、20000mAhの場合は20Ahとなります。
20Ah×3.7V=約74Whとなり、100Wh以下に収まります。そのため、一般的な20000mAh製品であれば国際線の機内持ち込み可能なケースが多いです。
モバイルバッテリーは預け入れ荷物に入れられない
注意したい点は、モバイルバッテリーは基本的にスーツケースなどの預け入れ荷物には入れられないことです。
リチウムイオン電池は故障や衝撃などによって発熱・発火する可能性があるため、客室内で管理できる機内持ち込み手荷物として扱われます。
例えば、海外旅行でスーツケースに衣類と一緒に20000mAhのモバイルバッテリーを入れて預けてしまうと、空港で取り出しを求められる場合があります。
国際線でモバイルバッテリーを持ち込む時の注意点
モバイルバッテリーを機内へ持ち込む場合は、容量だけでなく安全性や表示も確認しましょう。
特に、メーカー名や容量表示がない製品、極端に安価な無名製品は、保安検査で確認される可能性があります。購入時からPSEマークなど国内基準を満たした製品を選ぶことも大切です。
また、航空会社によって細かなルールが異なる場合があります。海外の航空会社を利用する場合や乗り継ぎがある場合は、事前に利用する航空会社の公式案内を確認すると安心です。
機内でモバイルバッテリーを使用できるか確認する
機内持ち込みが可能でも、飛行中にモバイルバッテリーを使用できるかどうかは航空会社や機内状況によって異なります。
一部の航空会社では、モバイルバッテリーを座席の電源代わりに使用することを制限している場合があります。充電する場合は、客室乗務員の案内や機内アナウンスに従う必要があります。
例えば、離着陸時には使用を控える、収納場所から取り出しやすい場所に保管するなど、安全面にも配慮しましょう。
まとめ|20000mAhのモバイルバッテリーはWhを確認すれば国際線でも持ち込みしやすい
20000mAhのモバイルバッテリーは、一般的な製品であれば約74Whとなり、多くの国際線で機内持ち込み可能な容量範囲に入ります。
ただし、航空会社によって規定が異なるため、出発前に利用する航空会社のルールを確認することが大切です。また、モバイルバッテリーは預け入れ荷物ではなく機内持ち込み手荷物として管理しましょう。
容量表示や安全基準を確認した上で準備すれば、海外旅行中でもスマートフォンやタブレットを安心して利用できます。


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