太平洋フェリーの「きたかみ」「きそ」「いしかり」は、同じ航路を走る姉妹船ですが、船内案内図や航路案内のデザインを見ると雰囲気が大きく異なります。特に「きたかみ」の航路案内は、他の2隻とは違ったデザインになっているため、疑問に感じる方も少なくありません。
この記事では、太平洋フェリーの各船の特徴や建造時期、デザインコンセプトの違いから、なぜ「きたかみ」の航路案内デザインが独自のものになっているのかを詳しく解説します。
太平洋フェリー「きたかみ」と「きそ・いしかり」は同じ姉妹船でも特徴が違う
太平洋フェリーで運航されている「きたかみ」「きそ」「いしかり」は、いずれも名古屋・仙台・苫小牧を結ぶ長距離フェリーとして活躍しています。しかし、すべてが同じ設計思想で作られた船ではありません。
「きそ」と「いしかり」は比較的近い時期に建造された大型フェリーで、船内設備やデザインにも共通した部分があります。一方で「きたかみ」は後から登場した船であり、時代の変化や利用者ニーズに合わせた独自の設計が取り入れられています。
そのため、船内の案内表示や航路案内のグラフィックにも、それぞれの船が建造された時代のデザイン傾向が反映されています。
「きたかみ」の航路案内デザインが異なる理由
航路案内のデザインは、単なる地図表示ではなく、その船のイメージや利用者に伝えたい雰囲気を表現する役割があります。
「きそ」や「いしかり」の航路案内は、比較的オーソドックスな航路図をベースにしたデザインですが、「きたかみ」は視認性や独自性を重視したデザインになっています。
これは「きたかみ」が就航した時代背景が関係しています。近年のフェリーでは、移動手段だけではなく、船旅そのものを楽しむクルーズ的な要素が重視されるようになり、案内表示にもデザイン性が求められるようになりました。
船のリニューアルや時代によるデザインの変化
フェリーは長期間使用される交通施設であり、就航後も改修やリニューアルが行われます。その際、船内案内やサイン類が更新されることがあります。
例えば、昔ながらの地図表示は情報量を重視したものが多いですが、現在ではスマートフォンを見る利用者も増えたため、より直感的で分かりやすいデザインが採用される傾向があります。
「きたかみ」の航路案内も、こうした時代の流れを反映した結果、他の船とは違った印象になっていると考えられます。
「きたかみ」は船そのもののコンセプトも異なる
「きたかみ」は現在運航されている船の中でも特徴的な存在です。先代船からの流れを受け継ぎながらも、効率性や快適性を重視した設計になっています。
特に長距離航路では、乗船時間が長いため、船内で過ごす時間を快適にする工夫が重要になります。「きたかみ」では客室や共有スペースの考え方も現代的になっており、その雰囲気に合わせて案内デザインも作られています。
つまり、航路案内だけが特別なのではなく、船全体のコンセプトが異なるため、細かなデザインにも違いが出ていると言えます。
太平洋フェリーの船ごとの違いを楽しむポイント
太平洋フェリーを利用する楽しみの一つは、同じ航路でも乗る船によって雰囲気が変わることです。
「きそ」「いしかり」は落ち着いた豪華客船のような雰囲気があり、「きたかみ」は機能性と現代的な快適さを感じられる船になっています。
航路案内や館内表示などの細かな部分を見ることで、その船が作られた時代や設計者の考え方を感じ取ることができます。
まとめ|きたかみ独自の航路案内は時代と船の個性によるもの
太平洋フェリー「きたかみ」の航路案内デザインが「きそ」「いしかり」と大きく異なるのは、建造時期や船のコンセプト、時代によるデザインの変化が理由です。
同じ会社が運航する姉妹船でも、すべてが統一されたデザインになるわけではなく、それぞれの船が持つ個性が案内表示にも表れています。
フェリーに乗船する際は、航路案内や館内デザインにも注目すると、単なる移動ではなく船旅ならではの楽しみをより深く味わうことができます。


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