カナダのトロントを経由してアメリカのオーランドへ行くような旅行では、au海外放題の事前予約で「利用開始国をどこにするのか」「途中で国が変わっても通信できるのか」と迷いやすいものです。結論から整理すると、au海外放題は複数の国・地域を周遊する旅行にも対応しており、カナダとアメリカの両方で利用できます。特に現在はカナダとアメリカ(グアム・サイパン除く)がいずれも予約割800円/24時間の対象地域となっているため、この2カ国間の移動は比較的わかりやすいケースです。
ただし、事前予約では「利用を開始する国・地域」「利用開始日時」「利用を終了する国・地域」などを設定するため、乗り継ぎ地でも通信するのか、オーランド到着後から使うのかによって設定の考え方が変わります。ここではトロント経由でフロリダ・オーランドへ渡航し、帰路もトロントを経由するケースを例に、au公式情報をもとに整理します。
au海外放題はカナダとアメリカをまたいでも利用できる
au海外放題は、一つの国だけで利用するサービスではありません。au公式FAQでは、複数の国・地域を周遊する場合についても事前予約できることが案内されています。利用期間中に対象となる別の国へ移動しても、条件を満たしていれば継続してデータ通信できます。[参照:au公式・複数の国や地域を周遊する場合]
現在、カナダとアメリカ(グアム・サイパン除く)は、どちらも事前予約による地域限定800円/24時間の対象です。そのため、カナダからアメリカへ移動するケースでは、800円対象地域同士の移動として扱うことができます。[参照:au公式・複数の国や地域で利用する場合の料金]
au公式FAQでも、予約割800円/24時間を利用中に、同じ800円対象の国・地域へ移動した場合は、追加料金や追加操作なしで継続して利用できると案内されています。つまり、トロントで利用を開始して、その後オーランドへ移動するからといって、アメリカ到着時に必ず新しい予約を取り直す必要があるわけではありません。[参照:au公式・利用期間中に別の国へ移動する場合]
トロント経由でオーランドへ行く場合の「利用開始国」の考え方
事前予約では、最初に「利用を開始する国・地域」を設定します。au公式の予約手順では、利用を開始する国・地域を選び、その国・地域の現地時刻で利用開始日時を入力する仕組みになっています。[参照:au公式・事前予約の方法]
したがって、トロント到着後の乗り継ぎ時間からスマートフォンのモバイルデータ通信を使いたいのであれば、利用開始国をカナダとして、トロントで使い始めたい時刻を基準に予約する方法が自然です。その利用期間内にオーランドへ移動すれば、アメリカでも引き続き利用できます。
一方、トロントでは空港Wi-Fiだけを利用し、モバイルデータ通信はオーランド到着後から使う予定なら、アメリカから利用を開始する設定も考えられます。重要なのは「最初に海外でモバイルデータ通信を使いたい場所」を基準に開始国と開始時刻を決めることです。
具体例:トロント到着直後から通信したい場合
たとえば日本を出発し、トロント・ピアソン国際空港で乗り継いでオーランドへ向かうとします。トロント到着後に航空会社のアプリ、乗り継ぎ情報、メッセージ、地図などをモバイル回線で確認したい場合は、カナダ到着後から利用できるように予約しておくと便利です。
その後アメリカへ移動しても、カナダとアメリカはともに現在の800円/24時間対象地域なので、予約した利用期間中であれば継続して通信できます。
帰りもトロント経由なら「利用終了国」はどうする?
au海外放題の事前予約画面には「利用終了が他の国・地域になる場合はこちらから選択」という項目があります。つまり、利用開始時と終了時で国が異なる旅程にも対応しています。
往路が「日本→トロント→オーランド」、復路が「オーランド→トロント→日本」で、帰りのトロントでもau海外放題を利用し、そこで利用期間を終えるのであれば、開始国をカナダ、終了国もカナダとする考え方ができます。一方、帰路のトロントでは通信せず、アメリカを出る前に利用期間を終了させるのであれば、利用終了をアメリカ側に合わせることも考えられます。
ポイントは、飛行機の旅程そのものではなく、実際にau海外放題をどこからどこまで利用するのかです。乗り継ぎ空港で地図、搭乗券、航空会社アプリ、家族への連絡などを使う可能性があるなら、トロント滞在時間も利用期間に含めておくほうが安心でしょう。
オーランドはアメリカ東部時間で設定する
オーランドはフロリダ州にあり、米国東部時間(Eastern Time)の地域です。したがって、オーランドを利用開始または利用終了地点として日時を考える場合は、現地の東部時間を基準にします。
au海外放題の事前予約では、日本時間ではなく利用開始国・地域の現地時刻で開始日時を入力するよう案内されています。この点は時差のある海外旅行では特に間違えやすいため、予約時に日本時間をそのまま入力しないよう注意が必要です。
また、アメリカやカナダでは時期によってサマータイムが適用されます。スマートフォンの時刻が現地で自動設定される場合でも、事前予約は日本にいる段階で行うため、航空券に記載された現地到着時刻を確認しながら入力するとわかりやすいでしょう。
24時間のカウントは「日付」ではなく利用開始時刻が基準
au海外放題を使う際にもう一つ重要なのが、1日分の数え方です。au海外放題では午前0時から23時59分までを1日として数えるのではなく、利用開始時刻を起点として24時間までが1日分となります。[参照:au公式・au海外放題の利用時間カウント]
たとえばトロントで現地時間15時から利用を開始した場合、基本的にはそこから24時間が1日分という考え方です。日付が変わった瞬間に新しい1日分になるわけではありません。
そのため、乗り継ぎの数時間だけのためにかなり早い時間から利用を開始すると、旅行全体では必要な利用日数が増える可能性があります。トロントの乗り継ぎ時間とオーランド到着時刻を見比べながら、「空港Wi-Fiで済ませるか」「トロントから海外放題を開始するか」を決めると無駄を抑えやすくなります。
カナダ→アメリカ→カナダなら予約を分ける必要は基本的にない
カナダとアメリカのように、現在どちらも地域限定800円/24時間の対象となっている国同士を移動する場合、利用期間内であれば追加操作なしで継続利用できるとauは案内しています。このため、トロント→オーランド→トロントという旅程だからといって、国境を越えるたびに別々のau海外放題を契約する必要は基本的にありません。
また、au海外放題の事前予約は1日から最大30日まで設定できます。旅行期間全体を一つの利用期間として設定できる旅程であれば、一つの予約にまとめたほうが管理もしやすくなります。[参照:au公式・事前予約できる日数]
ただし、料金体系や対象国は変更される可能性があります。実際に渡航する直前には、au海外放題アプリに表示される予約内容と料金を確認してから確定することが大切です。
トロント経由のフロリダ旅行でおすすめの設定例
往復ともトロント経由で、トロントの空港でもモバイル通信を利用したい旅行なら、次のように考えるとシンプルです。
| 項目 | 設定の考え方 |
|---|---|
| 利用開始国 | カナダ |
| 開始時刻 | トロント到着後、通信を使い始めたい現地時刻 |
| 主な滞在国 | アメリカ(オーランド) |
| 帰路 | オーランド→トロント |
| 利用終了国 | 帰りのトロントでも利用するならカナダ |
逆にトロントでは空港Wi-Fiを使い、オーランド到着後からモバイル通信を開始するのであれば、アメリカを利用開始国とする方法もあります。どちらが正解というより、実際の通信開始地点に合わせることが重要です。
特にフロリダのテーマパーク旅行では、公式アプリ、地図、待ち時間確認、モバイルオーダー、配車アプリなどスマートフォンの通信を使う場面が多くなります。現地で設定に手間取らないよう、日本国内にいるうちにアプリの初期設定と事前予約を済ませておくと安心です。
まとめ:トロントとオーランドは1つのau海外放題で周遊できる
au海外放題は複数国の周遊に対応しているため、トロント経由でオーランドへ行き、帰りもトロントを経由する旅行でも利用できます。現在はカナダとアメリカ(グアム・サイパン除く)の両方が予約割800円/24時間の対象で、利用期間中に両国間を移動しても追加料金・追加操作なしで継続利用できる仕組みです。
トロント到着時からモバイル通信を使うなら利用開始国をカナダとし、帰路のトロントまで利用するなら終了地点もカナダとして考えるとわかりやすいでしょう。トロントではWi-Fiだけを利用する場合には、オーランド到着後からアメリカで利用を開始する方法もあります。
また、オーランドは米国東部時間です。事前予約の開始日時は日本時間ではなく現地時刻で設定する点にも注意が必要です。サービス内容・対象国・料金は変更されることがあるため、最終的には出発前にau海外放題公式ページ[参照]とアプリの予約画面で最新条件を確認しておくと安心です。

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