東武動物公園の「新滑空水上コースターカワセミ」と、東京ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」は、どちらもスリル系アトラクションですが、怖さの種類はかなり異なります。カワセミは高速走行・急降下・旋回によるジェットコースター型の怖さ、タワー・オブ・テラーは暗い屋内で上下方向の動きを体験するフリーフォール系の怖さが中心です。
そのため単純な点数比較はできませんが、カワセミの前方2列目付近を「怖さ3」と感じる人なら、通常版タワー・オブ・テラーは目安として「4~6程度」と考えるとイメージしやすいでしょう。ただし、これは公式の難易度ではなく、落下感への得意・不得意によって逆転することもあります。
カワセミとタワー・オブ・テラーは「怖さの種類」が違う
東武動物公園のカワセミは、公式情報によると最高速度87.2km/h、最高部33.2m、最大遠心力5Gのジェットコースターです。水上をアップダウンしながら急旋回するのが特徴で、東武動物公園も「滑空しているような気分」を味わえるコースターとして紹介しています。[参照] 東武動物公園「新滑空水上コースターカワセミ」
一方、東京ディズニーシーのタワー・オブ・テラーは、エレベーター型のライドで上下方向のスリルを体験するアトラクションです。公式サイトでも「暗やみ」「スピード/スリルあり」「大きな音」「怖いキャラクター」といった特徴が案内されています。所要時間は約2分、定員は22名、身長102cm以上が利用条件です。[参照] 東京ディズニーリゾート「タワー・オブ・テラー」
つまり、カワセミに乗れたからタワー・オブ・テラーも同じ程度に感じる、とは限りません。「速い乗り物が怖い人」と「ふわっと浮く落下感が怖い人」では評価が大きく変わります。
カワセミ2列目が怖さ3ならタワテラは4~6程度が目安
怖さを10段階で表し、カワセミの前方2列目付近を「3」と感じた場合、通常版タワー・オブ・テラーは4~6程度をひとつの目安にできます。ただし、これはアトラクションのスペックを数値化したものではなく、体感を比較するための便宜的な目安です。
| 比較項目 | カワセミ | タワー・オブ・テラー |
|---|---|---|
| 主な怖さ | 速度・急降下・旋回 | 上下動・浮遊感・暗闇 |
| 視覚 | 屋外でコースが見える | 屋内・暗闇の演出が多い |
| スピード感 | 非常に強い | カワセミとは性質が異なる |
| 落下感 | 走行しながらのアップダウン | 上下方向の動きを強く感じやすい |
| 予測しやすさ | 前方のコースが比較的見える | 暗闇と演出で予測しにくい |
| 心理的な怖さ | 速度への恐怖が中心 | ホラー演出も加わる |
特に重要なのが「落下感」です。ジェットコースターでは急降下しても車両がレールに沿って前進しているため平気なのに、垂直方向の上下動によるお腹が浮く感覚だけは苦手、という人がいます。そのタイプでは、カワセミが3でもタワー・オブ・テラーを6~7程度に感じる可能性があります。
逆にカワセミよりタワテラのほうが楽な人もいる
反対に、高速ジェットコースターが苦手でもタワー・オブ・テラーは比較的平気という人もいます。カワセミは公式値で最高速度87.2km/h、最高部33.2mに達し、屋外を高速で走ります。高さや速度を目で確認できること自体が恐怖になる人にとっては、かなり刺激の強いコースターです。
タワー・オブ・テラーではカワセミのように屋外のコースを高速で走り続けるわけではありません。乗車部分は約2分で、ストーリーや暗闇などの演出を含めて体験するアトラクションです。
例えば「ジェットコースターの最初の坂を上っている時間が怖い」「レールを見て、この先どこへ落ちるのか分かるのが怖い」というタイプなら、タワー・オブ・テラーを意外と楽しめる場合があります。
カワセミの2列目に乗れたことはかなり参考になる
カワセミの前方2列目付近に乗って「怖さ3だった」という経験は、絶叫系への耐性を考えるうえで参考になります。少なくとも最高速度87.2km/hのコースターを極端な恐怖として感じなかったのであれば、スピードやジェットコースター特有の動きにはある程度強い可能性があります。
ただし前方と後方ではジェットコースターの体感が変わります。一般に長い編成のコースターでは、先頭側は進行方向がよく見える一方、坂を越える際に後方車両から引かれる感覚があり、後方では頂上を越えた後に引っ張られるような動きを強く感じることがあります。したがって「2列目で3」という評価を、すべての座席のカワセミにそのまま当てはめる必要はありません。
それでもカワセミを余裕を持って体験できたのであれば、タワー・オブ・テラーについても「絶対に無理」と最初から考える必要はないでしょう。問題はスピード耐性よりも、上下方向の浮遊感への耐性です。
タワテラが怖く感じやすい人の特徴
タワー・オブ・テラーを特に怖く感じやすいのは、「胃が浮くような感覚」が苦手な人です。遊園地のフリーフォール系アトラクションや、エレベーターが急に動いたときのふわっとした感覚が嫌いなら、カワセミが平気でも注意したほうがよいでしょう。
また、暗闇やホラー風の雰囲気が苦手な人も怖さが増します。東京ディズニーリゾート公式サイトでも、タワー・オブ・テラーには「大きな音がする」「怖いキャラクターが登場」「暗やみをすすむ」という特徴が明記されています。
反対に、暗い場所やホラー演出は平気で、フリーフォール系の浮遊感も楽しめるなら、カワセミを3と感じる人がタワー・オブ・テラーだけ極端に怖く感じる可能性は低くなります。
「高さ」と「速さ」だけでは怖さを比較できない
絶叫アトラクションを比較するときにありがちなのが、「どちらが高いか」「最高速度は何km/hか」だけで怖さを判断する方法です。しかし、体感的な恐怖はスペックだけでは決まりません。
カワセミの場合、屋外を高速で移動するため、風圧、旋回、視界の流れ、高さなど複数の刺激があります。一方、タワー・オブ・テラーでは暗闇、音響、ストーリー、次に何が起こるか分からない感覚、上下方向の動きなどが組み合わされています。
東京ディズニーリゾートも過去の期間限定バージョンについて「何が起こるかわからない」ことによる不安と恐怖を演出のポイントとして紹介していました。つまり、タワー・オブ・テラーは物理的な落下感だけでなく、心理的な演出も怖さの一部になっています。[参照] 東京ディズニーリゾート公式ブログ
自分がどちらを怖く感じるか簡単に判断する方法
カワセミ経験者なら、過去に乗ったアトラクションを思い出すと判断しやすくなります。特に「急降下」と「浮遊感」のどちらが苦手だったかがポイントです。
- 速いジェットコースターが苦手:カワセミのほうを怖く感じる可能性がある
- お腹が浮く感覚が苦手:タワー・オブ・テラーのほうを怖く感じる可能性が高い
- 高い場所を目で見るのが怖い:屋外コースターのほうが苦手な場合がある
- 暗闇・大きな音が苦手:タワー・オブ・テラーの恐怖度が上がりやすい
- 次の動きが分からないのが苦手:タワー・オブ・テラーを強く怖く感じやすい
例えば、カワセミの最初の高い場所から降りる瞬間に「怖いけれど楽しい」と感じたのであれば、タワー・オブ・テラーにも挑戦しやすいでしょう。一方、「速度は平気だけれど、坂でお腹が浮く瞬間だけ本当に嫌だった」という場合は、タワー・オブ・テラーの評価を高めに見積もったほうが無難です。
タワー・オブ・テラーには利用上の注意事項もある
怖さとは別に、体調面の利用条件も確認しておきましょう。東京ディズニーリゾートでは、タワー・オブ・テラーについて身長102cm以上という条件を設けています。
また、高血圧、心臓・脊椎・首などの疾患、その他アトラクションの利用によって悪化するおそれのある症状がある人、妊娠中の人、高齢者、乗り物に酔いやすい人などには利用を控えるよう案内しています。[参照] 東京ディズニーリゾート公式FAQ
「カワセミに乗れたから身体的にも必ず問題ない」という意味ではないため、怖さとは切り離して公式の利用条件を確認することが大切です。
まとめ|カワセミが怖さ3ならタワテラは4~6を目安に考えよう
東武動物公園のカワセミ前方2列目付近を10段階で「怖さ3」と感じる程度なら、通常のタワー・オブ・テラーはおおむね4~6程度を最初の目安にするとイメージしやすいでしょう。ただし、この数字は公式評価ではなく、あくまで怖さの性質を踏まえた体感上の目安です。
カワセミは最高速度87.2km/h、最高部33.2mという本格的な高速コースターです。これを3程度で楽しめたのであれば、ジェットコースター系のスリルには比較的耐性があると考えられます。
ただしタワー・オブ・テラーでは、カワセミとは違う上下方向の動きと浮遊感、暗闇、大きな音、ホラー的な演出が加わります。「カワセミ3だからタワテラも3」とはならず、特に浮遊感が苦手なら5~7程度に感じることも十分あり得ます。
逆に、フリーフォール系が平気で高速コースターのほうが怖いタイプなら、タワー・オブ・テラーをカワセミと同程度、場合によってはそれ以下に感じることもあります。最終的には「速さが怖いのか」「高さが怖いのか」「お腹が浮く感覚が怖いのか」を基準に比較するのが、最も自分の感覚に近い判断方法です。

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