三菱ふそうのエアロスターK(U-MP218系)は、1980年代から1990年代にかけて全国各地のバス事業者で活躍した大型路線バスです。独特な角張った車体デザインや低床化以前の力強いスタイルから、現在でもバスファンの間で人気があります。今回は、U-MP218-K・U-MP218-P・U-MP218-NなどのエアロスターKが京急バスに投入されたのか、そして現在日本国内で現存している車両があるのかについて解説します。
エアロスターK(U-MP218系)とはどのようなバスなのか
エアロスターKは、三菱ふそうが製造した大型路線バスで、1980年代後半から1990年代にかけて多くのバス会社で導入されました。従来型の大型バスらしい高い車体と、直線的でシンプルなデザインが特徴です。
型式のU-MP218系には複数の仕様が存在し、エンジンやサスペンション、車体架装などの違いによって細かく分類されています。U-MP218-K、U-MP218-P、U-MP218-Nなども、その時代の路線バスとして全国で使用されました。
現在主流となっているノンステップバスや低床バスとは異なり、乗降口に段差があるツーステップ車が中心でした。そのため、バリアフリー化の流れによって2000年代以降は急速に数を減らしていきました。
U-MP218系エアロスターKは京急バスに導入されたのか
京急バスでは、過去に三菱ふそう製の大型路線バスを多数導入しており、三菱ふそう車が主力メーカーのひとつだった時代があります。
しかし、U-MP218-KやU-MP218-P、U-MP218-NといったエアロスターKについては、京急バスグループで大量に導入された代表的な形式とは言いにくく、京急バスの歴代車両として有名なのは三菱ふそうのエアロスターMやエアロスター系などになります。
バス会社では導入時期や営業所ごとの配置によって保有車両が異なるため、同じグループ内でもすべての営業所で同じ車種が走っていたわけではありません。京急バスの古い車両記録を確認する場合は、車両番号や導入年式ごとの資料を見る必要があります。
エアロスターKが姿を消した理由
エアロスターKが減少した大きな理由は、車両の老朽化と排出ガス規制、そしてバリアフリー対応です。
1990年代後半以降、各地のバス会社ではノンステップバスやワンステップバスへの置き換えが進みました。ツーステップ構造のエアロスターKは、高齢者や車いす利用者への対応が難しいこともあり、更新対象となるケースが増えていきました。
例えば、1990年前後に新車導入された車両の場合、20年以上使用された後に廃車や地方事業者への移籍となることが多く、現在では一般路線で見る機会は非常に少なくなっています。
現在、日本国内でエアロスターKは現存しているのか
現在、日本国内で現役のエアロスターKを見ることは非常に難しくなっています。ただし、一部の地方バス会社や事業者で中古移籍車として使用された例や、保存目的で残されている車両が存在する可能性があります。
特にバスファンの間では、古い車両を保存する活動も行われており、イベント展示や動態保存車としてエアロスターKが公開されることがあります。
一方で、京急バスなど大手都市圏の事業者では、現在は新型車両への更新が進んでおり、エアロスターKが通常の路線運用に入る姿を見ることはほぼありません。
エアロスターKを調べる時に確認したいポイント
特定のバス会社にエアロスターKが存在したかを調べる場合、型式だけでなく車両番号、導入年度、営業所、移籍履歴を確認することが重要です。
例えば、同じU-MP218系でも、メーカー純正車体ではなく富士重工業や西日本車体工業など別メーカーのボディを架装している場合があり、見た目だけでは判断が難しいことがあります。
また、昔の車両は廃車後に地方事業者へ譲渡されることも多かったため、元京急バス車両を探す場合は移籍情報まで調べると発見できる可能性があります。
まとめ:エアロスターKは希少な存在になったが歴史的価値のある車両
U-MP218系エアロスターKは、昭和末期から平成初期の路線バスを代表する車両のひとつです。京急バスでの導入状況については形式ごとの詳細な車両資料による確認が必要ですが、現在では全国的に数が減り、貴重な存在となっています。
かつて街中を走っていた角張ったエアロスターKは、現在の低床バスとは違った魅力を持つ車両です。バスファンにとっては、保存車やイベントなどで再び見ることができる貴重な車種になっています。


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