パスポートのオンライン申請では、申請内容に不備があると「訂正待ち」と表示され、訂正を求められることがあります。しかし、訂正を行った後も「訂正待ち」の表示が残っていると、「本当に訂正が完了しているのか」「再申請が必要なのか」と不安になります。この記事では、オンライン申請における訂正手続きの流れと、よくある原因、正しい対応方法について解説します。
「訂正待ち」とはどんな状態か?
「訂正待ち」とは、オンライン申請で入力した情報に不備や確認が必要な項目があった場合、自治体側から修正を促すために表示されるステータスです。
申請者が修正・訂正を行うことで、再度審査対象となりますが、ステータス更新はリアルタイムではなく、一定の時間差があるため注意が必要です。
訂正後も「訂正待ち」のままの理由
訂正を行ったにもかかわらずステータスが「訂正待ち」から変わらない場合、以下のような原因が考えられます。
- ① 再申請ボタンの押し忘れ:訂正後、明示的に「送信」や「再申請」ボタンを押さないと処理が完了しません。
- ② システムの反映遅延:自治体や外務省のシステム側でステータス反映に数時間~1日ほど時間がかかる場合があります。
- ③ 再び不備がある:訂正内容が不十分だった場合、同じ「訂正待ち」ステータスが継続することも。
一度目の訂正時には、確認メッセージやメールでの通知も再チェックしてみましょう。
対処法:次に取るべきステップ
まず、自身の申請画面を再確認し、以下をチェックしましょう。
- 訂正後に必ず「送信」や「再申請」のボタンをクリックしたか
- 入力ミスや写真の規格不備がないか
- 確認メールやマイページでの続報が届いていないか
それでも変化がない場合は、外務省パスポート窓口の案内ページや、申請先の自治体窓口に直接連絡し、申請状況の確認を行うのが確実です。
再申請が必要なケースとは?
基本的には、訂正を行った上で「送信」を済ませていれば、改めて一から申請をし直す必要はありません。ただし、以下の場合には再申請が必要になります。
- 期限内に訂正対応をしなかった
- システム上のトラブルでデータが無効化された
- 内容に大幅な変更がある(氏名・写真・渡航目的など)
再申請を行う際は、旧データを一度削除し、新たに申請を行うフローとなるため注意が必要です。
まとめ:慌てず確認と対応を
オンライン申請の「訂正待ち」は、よくあるステータスですが、対応を間違えると申請が遅れてしまいます。まずは訂正後に「再申請」を済ませているかを確認し、反映まで数日待っても変わらない場合は自治体に相談を。適切な対応でスムーズにパスポートを取得しましょう。


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