移動式オービスは近年増加している速度取り締まり機器で、固定式と違い場所を変えながら運用されるのが特徴です。今回は「移動式オービスの前を通過したが光らなかった」というケースについて、その取り締まりの可能性や仕組み、光らなかった理由などをわかりやすく解説します。
移動式オービスの仕組みとは?
移動式オービスは、車両速度を自動で測定し、設定された速度を超えると撮影されるシステムです。中には光らずに記録されるタイプもありますが、多くは赤色フラッシュやLED発光によって撮影の瞬間がわかる仕様になっています。
主な機種には以下のようなものがあります。
:赤外線フラッシュで光が目立たない - Sensys SSS:目視でわかる赤色LEDフラッシュ
- オービスⅣ(レーザー式):移動式で自動記録、光らないケースもあり
光らなかった=セーフとは限らない?
結論から言えば、オービスが光らなかったとしても、撮影されていないとは限りません。機種によってはフラッシュが弱い・見えづらい、あるいは夜間でしかフラッシュが使われないといった仕様もあります。
また、光るタイプでも、雨天や直射日光の影響で気づきにくいケースがあります。撮影されたかどうかは、基本的に後日警察から通知が届くまでは確認できません。
速度違反の取り締まり基準について
移動式オービスは10〜15km/h程度の軽微な違反では撮影・通報されないことが一般的です。警察の運用上、制限速度をおおむね15〜20km/h以上超過している場合が取り締まり対象になる傾向があります。
今回のケースでは、制限速度50km/hの道路を約70km/hで通過したとのことなので、20km/hオーバーとなり、取り締まり対象になる可能性があります。
取り締まりの通知が来るのはいつ?
移動式オービスで記録されていた場合、通常は1週間〜1ヶ月以内に警察から出頭通知が届きます。そこでは違反内容の説明や、反則金の支払い、点数の付与について説明されることになります。
通知が来なければ記録されていなかった、または違反基準に達していなかったと考えられます。ただし、時間差があるため、直後に安心してしまうのは早計です。
よくある誤解と注意点
移動式オービスに関しては、次のような誤解がよくあります。
- 「光らなければ絶対にセーフ」→ 実際は光らずに記録される機種もある
- 「夜間のみ作動する」→ 昼間にも使用されている
- 「見つけたら減速すればOK」→ 測定はかなり前方から行われている可能性あり
したがって、移動式オービスの手前で速度超過していた場合は十分注意が必要です。
まとめ
移動式オービスは、見かけた瞬間に光らなかったとしても、撮影されていないとは限りません。速度超過が約20km/hであれば取り締まり対象となる可能性はありますが、通知が来るまでは確定ではありません。日頃から制限速度を守り、安全運転を心がけましょう。


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