飛行機の予約変更やキャンセル時、意外と見落としがちなのが手数料や返金ルール。特に海外予約サイトを経由した場合、ANA本体と旅行代理店それぞれのルールが適用されるため、思わぬ請求に戸惑うケースもあります。本記事では、ANA便のキャンセルに関する仕組みや返金の可否、注意すべきポイントについて詳しく解説します。
ANA航空券のキャンセル料はどのように決まる?
ANAでは航空券の種類(「スーパーバリュー」「バリュー」「フレックス」など)によってキャンセル料が異なります。特に「スーパーバリュー」などの割引運賃は、キャンセル料が高額に設定されていることが多く、購入後すぐにキャンセルしても最大で運賃の50%以上が差し引かれるケースがあります。
また、航空券の取消手数料に加え、払戻手数料440円(1人1区間)が必ず発生します。この費用はANAの公式サイトにも明記されており、通常は数営業日〜1ヶ月程度でクレジットカードに返金処理されます(返金額がある場合)。
トリップドットコムなど代理店経由の予約は手数料が二重でかかる
代理店サイト(例:Trip.comやエクスペディアなど)で航空券を購入すると、ANAの規定とは別に「代理店手数料」や「キャンセル代行料」が発生します。これはサイトごとに異なり、キャンセル時に詳細が表示されることが多いですが、十分な注意が必要です。
今回の例のように、「Trip.comで5000円」「ANAで16000円」という請求があった場合、トリップドットコム側の手数料とANAのキャンセルポリシーの両方が適用されていると考えられます。
ANAからの「キャンセル代金」は返金されることはある?
ANAから請求された金額が「取消手数料」や「払戻手数料」であれば、それは返金対象ではなく確定した費用です。ただし、返金処理がある場合は、残額からその手数料を差し引いた金額がカードに戻ることになります。
もし航空券が「全額返金不可」の条件だった場合、運賃そのものは返ってこないため、キャンセル料として表示された金額がそのまま損失になるケースもあります。
キャンセル前に確認すべきポイント
- 航空券の運賃種別(ANA公式で確認可能)
- ANA側の取消・払戻ルール
- 旅行代理店側の手数料規定
- 返金が発生するかどうかの最終的な金額内訳
特に代理店を通した場合は、航空会社と代理店の両方に規約があるため、「二重に手数料を支払う」構造をあらかじめ理解しておくことが重要です。
もし疑問がある場合の対処方法
不明な請求があった場合、まずは航空券の予約番号を元にANAへ直接問い合わせをしましょう。Trip.comなど代理店経由の場合は、代理店が返金処理を代行するため、返金状況の確認も代理店のカスタマーサポートが窓口になります。
また、返金があってもクレジットカード会社側での反映には最大1〜2ヶ月かかることもあるため、明細の確認を継続的に行うことも忘れずに。
まとめ:キャンセル代は明確に分けて理解しよう
ANA便のキャンセルでは、航空会社のキャンセル料と、代理店の手数料は別物として計算されます。どちらも発生する可能性があるため、合計金額が想定以上になるケースは珍しくありません。キャンセル時は事前に条件を細かくチェックし、不明点は購入先に早めに問い合わせることがトラブル回避の第一歩です。


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