夏の鉄道旅に人気の「青春18きっぷ」。そのきっぷを使い、豊橋から金沢まで移動したい方に向けて、2025年夏時点の最新情報をもとに、正しいルートと必要な運賃について解説します。
青春18きっぷと第三セクターのルール
青春18きっぷは、全国のJR普通・快速列車が1日乗り放題になるきっぷですが、特急や新幹線、そしてJR以外の第三セクター鉄道には原則として乗車できません。
2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸により、並行する在来線(旧北陸本線)の一部が「ハピラインふくい」「IRいしかわ鉄道」という第三セクター鉄道になりました。そのため、青春18きっぷだけで豊橋から金沢へ行くことはできなくなっています。
【重要】ハピラインふくいの通過特例の正しい条件
青春18きっぷには、JR線が第三セクターによって分断された場合の救済措置として、一部区間を通過利用できる「特例」があります。
ハピラインふくい線にも「敦賀駅~越前花堂駅」間に特例が設けられていますが、これには重大な条件があります。それは、「敦賀駅方面とJR越美北線(九頭竜線)を乗り継ぐ目的で通過する場合に限る」というものです。
金沢方面へ向かうためにこの区間を通過するだけでは、特例は適用されません。この使い方をすると不正乗車となり、全乗車区間の運賃と増運賃を請求される可能性があります。
豊橋から金沢へ向かう場合の正しいルートと運賃
青春18きっぷを使って金沢へ向かう場合、JR線の終点である敦賀駅で一度改札を出て、そこから先の第三セクター区間の乗車券を別途購入する必要があります。
- 豊橋 → 敦賀:青春18きっぷを利用
- 敦賀 → 金沢:別途乗車券の購入が必要
2025年夏現在、敦賀駅から金沢駅までの運賃(ハピラインふくい+IRいしかわ鉄道)は2,290円です。
この2,290円が、青春18きっぷのほかに最低限必要となる追加料金となります。
【誤った情報に注意】越前花堂駅での精算はできません
「特例区間の終点である越前花堂駅で一旦下車して切符を買えば安くなる」という情報は誤りです。前述の通り、金沢方面へ向かう場合は特例の対象外のため、ハピラインふくいの始点である敦賀駅からの運賃全額を支払う必要があります。
無人駅である越前花堂駅で下車しようとしても、車内や到着駅で敦賀駅からの運賃を請求されることになります。
まとめ:正しいルートで快適な旅を!
青春18きっぷを利用して豊橋から金沢へ行く場合、追加料金は避けられません。しかし、ルールを正しく理解すれば、安心して旅を楽しむことができます。
正しい乗車ルート:
豊橋 → 敦賀(青春18きっぷ利用)
敦賀 → 金沢(ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道の乗車券を別途購入/2,290円)
このプランが、2025年夏時点でのコンプライアンスを遵守した唯一の方法です。事前に乗換案内アプリなどで時刻を確認し、安全で楽しい鉄道旅を計画してください。


コメント
これ、不正乗車になりませんか?
先日、このような記事を見て不正乗車で捕まってしまいました。やめた方が良いと思います。
この使い方は間違っています。
ハピラインふくい線の特例は、越前花堂駅から九頭竜線(越美北線)を乗り継ぐ場合のみ使えるものです。
今回の例では乗換をせずそのまま北上するので、特例は適応されず、金沢~敦賀駅間の乗車券代を請求されます。