高速道路は一般的にNEXCO(ネクスコ)などの高速道路会社が管理・運営していますが、それが「私有地」だからといって免許がなくても運転できるわけではありません。実際の法律や運用面での誤解が多いこの話題について、詳しく解説していきます。
高速道路は私有地なのか?
NEXCOが管理する高速道路は、法的には「公道」に分類されます。これは道路法や道路交通法などの公的な法律に基づいて運営されており、「私有地」ではありません。たとえNEXCOが民間会社であっても、その道路が公共の通行を目的としている以上、公道として扱われます。
つまり、私道と異なり、誰でも通行できる道路であり、そこには当然、道路交通法が適用されます。
免許なし運転の法的リスク
日本の道路交通法では、原則として自動車を運転するには有効な運転免許が必要です。高速道路はもちろん、一般道でも無免許運転は刑事罰の対象となります。違反した場合、最大で懲役または高額な罰金が科せられる可能性があります。
たとえNEXCO社員の家族や子どもであっても、法律に例外はありません。身内であっても法的責任を免れることはなく、無免許運転を容認した場合、同乗者や保護者も処罰の対象となる可能性があります。
道路交通法と道路法の観点から
道路交通法では「道路」とは、一般交通の用に供される道を指します。これには高速道路も含まれ、法的には公道として同じように取り締まりや規制が適用されます。
また、道路法ではNEXCOなどの高速道路会社が管理していても、その道路は国の認可を受けた上で運用されているため、公共の施設とみなされます。すなわち、法的には明確に「私有地」ではなく「公共施設」なのです。
誤解されやすい「私有地」という言葉
「NEXCOの土地=私有地」という認識は、厳密には誤解です。確かに法人所有の用地ではありますが、公共の交通に使われている時点で、その性格は私道とは異なります。
例えば、ショッピングモールの駐車場などは私有地であり、私設警備員が監視を行うこともあります。しかし、高速道路のように法的に「道路」と認定されている場所では、警察の管轄が及び、交通違反も取り締まられます。
実際の事例と判例
過去には無免許の未成年者が高速道路を運転し、重大な事故を起こした事例がありました。このケースでは、未成年本人だけでなく、車を提供した親や同乗していた家族も道路交通法違反として立件されています。
また、無免許運転は保険適用外となる場合が多く、事故時に損害賠償を全額自己負担しなければならないリスクもあります。
まとめ:誰であっても無免許運転は違法
たとえNEXCOの社員の家族であっても、高速道路で無免許運転をすることは明確に法律違反です。高速道路は公道であり、道路交通法が適用されます。どんな事情があっても、免許のない人が運転することは許されません。
安全と法令遵守のためにも、正しい知識を持って行動しましょう。


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