何度から温泉?知っておきたい温泉の定義と湧き水との違い

温泉

日本は世界でも有数の温泉大国。その数は3,000を超え、私たちの暮らしにも深く根付いています。そんな温泉ですが、「何度から温泉と呼ばれるの?」と疑問に思ったことはありませんか?この記事では、温泉の定義や湧き水との違いについて、分かりやすく解説します。

温泉法による定義とは?

日本の温泉は「温泉法」という法律によって定義されています。温泉法第2条によると、温泉とは「地中から湧き出る温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)」とされています。

つまり、単に“温かい水”ではなく、地中から湧き出る自然由来の水であることが前提条件となっているのです。

温度だけで温泉かどうかは決まらない

温泉法では、以下のいずれかを満たせば温泉と認められます。

  • 摂氏25度以上の温度で湧出していること
  • 温度が25度未満でも、特定の成分が規定値以上含まれていること(例:炭酸イオン、鉄イオンなど)

つまり、25℃以上であれば成分に関係なく温泉扱いとなりますが、それ以下でも成分が基準を満たしていれば温泉とされるのです。

温泉と湧き水の違いとは?

湧き水は、一般的に山や地下から自然に湧き出す水で、温度が低く飲料や生活用水に利用されることが多いです。一方、温泉は地熱の影響を受け、成分も多様であるため、医療効果やリラクゼーション効果が期待されます。

たとえば、長野県の一部では10℃台の冷鉱泉も温泉として扱われており、加温して利用されています。

加温しても温泉と名乗れる?

意外と知られていないのが、湧出時に25℃未満でも、成分基準を満たしていれば温泉と名乗れる点です。そして、実際には多くの施設で湯温が低いため、加温して提供されています。

このような温泉は「冷鉱泉」と呼ばれることもあり、源泉掛け流しでない場合もあるので注意が必要です。

泉質による違いと身体への影響

温泉には多くの泉質があり、硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉など、それぞれ効能が異なります。たとえば、硫黄泉は肌トラブルに、塩化物泉は保温効果に優れています。

自分の体調や目的に合わせて泉質を選ぶことで、より温泉の効果を実感できます。

まとめ:温泉の基準は温度と成分のバランス

温泉とは、単に“温かい水”ではなく、25℃以上または規定成分を満たす湧出水であることが法律で定められています。湧き水との違いを理解することで、より深く温泉の魅力を知ることができるでしょう。今度訪れる温泉では、ぜひその泉質や源泉の情報にも注目してみてください。

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