アメリカ国籍を持つ子どもとESTA:二重国籍者のパスポート運用と入国の注意点

パスポート

国際結婚によりアメリカと日本の二重国籍を持つお子さんの場合、アメリカへの渡航に際して「ESTA(電子渡航認証システム)」の申請が必要かどうかは、多くの家庭が気になるポイントです。この記事では、二重国籍の子どもがアメリカへ渡航する際のパスポートの使い分けやESTAの必要性について詳しく解説します。

アメリカ国籍を持つ人にESTAは不要

まず大前提として、アメリカ国籍を持つ人は、ESTAを申請する必要がありません。ESTAは、ビザ免除プログラム(VWP)対象国の外国籍者が短期滞在でアメリカに入国する際に必要な手続きであり、アメリカ市民に該当する方には適用されません。

したがって、お子さんがアメリカのパスポートを所持している場合、そのパスポートを使って入国すればESTAは不要です。

パスポートの使い分けについて

二重国籍を持つ場合、出入国の際にどのパスポートを使うかは状況に応じて変わります。

  • 日本出国時:日本のパスポートを使用(法的には日本人として出国)
  • アメリカ入国時:アメリカのパスポートを使用(アメリカ市民として入国)
  • アメリカ出国時:アメリカのパスポートを使用
  • 日本再入国時:日本のパスポートを使用

このように、それぞれの国の出入国では、その国の国籍を示すパスポートを使うのが基本です。

ESTAが必要になるケース

一方で、もしアメリカ国籍のパスポートを持っていない、または期限が切れているといった事情がある場合は、例外的にESTAが必要になることがあります。

たとえば、アメリカ市民であることは確かでも、パスポート未取得の段階で急ぎ渡航が必要な場合、ESTAを利用して一時的に入国を試みるケースもありますが、これは推奨される方法ではありません。原則として、アメリカ市民は必ずアメリカのパスポートで入国しなければなりません。

アメリカパスポートの取得・更新について

在日米国大使館や領事館で、アメリカ国籍を持つ子どものパスポート申請は可能です。出生証明書(CRBA)や親の身分証明書類、子どもの顔写真などが必要になります。パスポートの取得には数週間かかるため、渡航予定がある場合は早めに準備しておきましょう。

更新も同様に、在日米国大使館または領事館での手続きが必要です。期限切れのパスポートでの入国はできませんので、有効期限を必ず確認しましょう。

まとめ

アメリカ国籍を持つ子どもがアメリカへ渡航する場合、ESTAの申請は不要です。アメリカ入国時にはアメリカのパスポートを使用することが義務付けられており、パスポートが有効であれば問題なく入国できます。二重国籍のケースでは、それぞれの国でその国のパスポートを使用することを基本とし、事前に必要な準備を整えることで、スムーズな渡航が可能になります。

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