ESTA(電子渡航認証システム)の申請時、詐欺サイトを通じて情報を入力・支払ってしまったという相談は少なくありません。今回は、詐欺サイトに誤って申請してしまった場合の安全な対応手順と、正規の再申請方法について詳しく解説します。
ESTA詐欺サイトの特徴と見分け方
公式サイトではないESTA申請サイトは、検索広告や「公式風デザイン」を用いて信頼感を演出します。見分けるポイントとしては。
- URLが 「https://esta.cbp.dhs.gov」 以外
- 料金が$21より高額(代行料込みで1万円以上も)
- 運営会社情報が不明確
- 「追加情報入力」など不審な画面が表示される
実際に詐欺サイトに入力しても、公式には申請されていないことが多く、被害者は気づくのが遅れがちです。
今すぐ確認すべきこと
まず、公式ESTAサイトで、自分のパスポート番号と生年月日を入力してステータスを確認しましょう。「申請なし」と出る場合は、詐欺サイトでの入力は公式側に反映されていないと判断できます。
この場合、公式サイトから改めて申請して問題ありません。二重申請には該当せず、詐欺サイト側の申請は未完了とみなされます。
返金はできる?対応策と実例
詐欺サイトに支払いをしてしまった場合、返金の可能性はゼロではありませんが、難易度は高めです。以下の方法で試みましょう。
- サイトに記載の連絡先へ返金要請(返信がないことが多い)
- カード会社に連絡し、「不正請求」としてチャージバックを依頼
- 支払い証明や詐欺を示す画面スクショがあると有利
例:クレジットカードの利用明細を添えて「意図しないサービスへの支払い」であることを説明し、数週間後に返金されたケースがあります。
再申請の手順と注意点
公式サイトでの申請は、ESTA公式ページにアクセスし、個人情報・旅程情報・支払い($21)を正しく入力します。
申請後は通常、数分〜72時間以内に許可結果が出ます。過去に詐欺サイトで入力した情報が反映されることはなく、改めての正規申請が一番安全かつ迅速です。
よくある質問と対処ポイント
Q:詐欺サイトで支払ったままで放置するとどうなる?
→個人情報を渡しているため、念のためパスポート再発行やクレジットカード停止を検討する人もいます。悪用事例は少ないですが注意は必要です。
Q:同じパスポート番号で複数回申請しても問題ない?
→正式な申請履歴がなければ、再申請に制限はありません。気づいた段階で公式から再度申請すれば大丈夫です。
まとめ:焦らず正規申請と情報保護を優先
ESTA詐欺サイトに引っかかった場合、返金よりもまず、正規の申請手続きを進めることが最優先です。
- 公式サイトでの申請が未完了なら、即再申請OK
- 返金はカード会社経由の対応が現実的
- 今後はURLや金額、公式情報を慎重に確認
冷静に対応すれば、安全かつ正確な申請が可能です。不安な場合は、外務省や信頼できる旅行代理店に相談するのも良いでしょう。


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