旅行や滞在先で感じる大きな違いの一つに、「街の清潔さ」があります。どの国や都市でもポイ捨てが日常的に行われているわけではありません。今回は世界の都市の清掃文化とルールに焦点を当て、ごみの扱いが緩い国・厳しい国の違いをご紹介します。
街のごみ事情は文化と制度の違いから生まれる
ごみのポイ捨てを当たり前と考える国もあれば、逆に厳しく罰せられる国もあります。その背景には、法制度、宗教的倫理観、経済状況、公共サービスの充実度といった要素が複雑に絡んでいます。
例えば、公共の清掃体制が整っていなかったり、ごみ箱の設置が極端に少ない地域では、住民や観光客の意識も自然と緩くなる傾向にあります。
ごみマナーが緩い傾向にある都市例
ダッカ(バングラデシュ)は確かに道端にゴミが多く、交通量も激しいため、ごみが放置される場面が少なくありません。
その他、カイロ(エジプト)やジャカルタ(インドネシア)、マニラ(フィリピン)なども都市部においては清掃が追いつかず、ポイ捨てが散見されるエリアがあります。
ただし、こうした都市でも市民活動や環境改善の取り組みが進められており、一概に「どこでも気軽に捨てられる」というわけではありません。
ごみに厳しい国・地域の実例
シンガポールではポイ捨てに高額な罰金が科せられ、ガムの持ち込み自体が規制されているほど厳格です。
日本も公共の場にごみ箱が少ないにも関わらず、国民のモラルの高さで清潔な街並みが保たれています。「持ち帰る文化」が根付いている良い例です。
観光客として配慮すべきマナーと実践例
旅行者であっても現地のルールや文化を尊重する姿勢は不可欠です。たとえ周囲が捨てているからといって、同じ行動をすることは避けましょう。
例えば、ポケットにビニール袋を常備しておく、ごみ箱の位置を事前に調べておく、宿泊先で処分するなど、小さな工夫で快適な滞在を実現できます。
「捨てられる」より「捨てない」意識を
「どこならごみを捨ててもいいか」ではなく、「どこでも捨てないようにしよう」という意識を持つことが、旅をより豊かにしてくれます。
旅先でのマナーは、自分自身の印象だけでなく、日本という国の印象にもつながります。世界中どこでも、気持ちの良い観光客であることが大切です。
まとめ:国によって違うごみ文化を知り、尊重しよう
ごみの捨て方一つにも文化が反映されています。ごみを自由に捨てられるかどうかではなく、その国のルールを理解し、環境や地域社会を尊重する行動が、旅先での信頼や安心に繋がります。
「行ってみたら捨てられた」ではなく、「どこでも気持ちよく行動できた」と言える旅にしたいですね。


コメント