ANA羽田22:30発→浦東0:35着の便で上海に到着する旅行者にとって、深夜の時間帯をどう過ごすかは重要なポイントです。現地の公共交通はすでに終了しており、タクシーやホテルの選択肢に迷う方も少なくありません。本記事では、浦東国際空港に深夜到着した際の現実的で快適な過ごし方をご紹介します。
深夜到着便の基本情報と注意点
浦東空港は24時間開いていますが、空港内の飲食店やサービスカウンターは深夜帯に閉店していることが多く、深夜0時を過ぎると選択肢が限られます。特に2024年以降、コロナ後の運用変更により営業時間が短縮された施設もあります。
タクシーは24時間稼働していますが、深夜割増料金が適用され、空港から市内中心部(人民広場周辺)までは約150〜200元かかる場合があります。
おすすめ①:空港近くのトランジットホテルに泊まる
最も快適な過ごし方の一つは、浦東空港に併設されたまたは徒歩・シャトルで行けるホテルに宿泊することです。例として、以下のホテルが挙げられます。
- 大衆空港ホテル(Da Zhong Airport Hotel):空港ターミナルビル2の中にあり、深夜チェックインも対応。
- Ramada Encore by Wyndham:ターミナルから車で約5分。空港送迎サービスあり。
これらのホテルは、公式サイトまたは各種予約サイトで事前に予約しておくとスムーズです。
おすすめ②:空港のベンチやラウンジで一晩過ごす
コストを抑えたい方は、空港内の座席で朝を待つ選択肢もあります。浦東空港第1・第2ターミナルともに、比較的安全で清潔なベンチが配置されており、警備員も常駐しています。
また、空港内の一部には有料ラウンジ(仮眠スペース付き)があり、数時間単位で利用可能です。Priority Passを持っている方は該当ラウンジを無料利用できることも。
おすすめ③:市内ホテルに向かう場合のポイント
どうしても市内で朝を迎えたい方は、タクシーで移動して24時間チェックイン対応のホテルに宿泊するのが安心です。ただし、この場合は予約の際に「レイトチェックイン可」と記載のある宿を選ぶようにしましょう。
また、アプリ「Didi(滴滴出行)」を使えば、外国人でも比較的スムーズにタクシーを呼べます。
おすすめ④:空港近くのカプセルホテルも視野に
新設された一部のターミナルには、短時間利用できるカプセル型の「スマートポッド」ホテルも存在します。例:Yotelair Shanghai Pudongなど。
数時間単位で利用でき、料金もリーズナブル。深夜便での乗り継ぎや仮眠に便利です。
まとめ:自分のスタイルに合わせて選択を
浦東空港に深夜到着した場合の過ごし方は、
- トランジットホテルで休む
- 空港ベンチやラウンジで朝まで待機
- タクシーで市内ホテルへ移動
の3つが主な選択肢です。旅行の予算や体力、翌朝の予定を踏まえて、最適な方法を選びましょう。


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