オーストラリアETAビザ申請時の顔認証が失敗する原因と成功する撮影のコツ

ビザ

オーストラリアのETA(電子渡航認証)をスマートフォンで申請する際、顔認証の読み取りがうまくいかず緑の枠が表示されないというトラブルが多発しています。本記事では、ETAアプリの顔認証で読み取りが成功しない主な原因と、成功させるための具体的な対策を解説します。

ETAアプリの顔認証がうまくいかない原因とは?

オーストラリア政府のETA公式アプリは非常に精密で、わずかな環境の違いでも顔認証が失敗することがあります。特に以下のような条件では読み取りに失敗する可能性が高まります。

  • 背景に模様や影がある
  • 照明が不均一で顔に影ができている
  • 顔の一部が髪やマスクで隠れている
  • メガネやアクセサリーを装着している
  • スマホのカメラ性能が低い・汚れている

実際に、最新のiPhoneでも照明や角度次第で失敗するという報告もあります。

成功率を上げるための環境と機器の工夫

顔認証の成功には、「明るく均一な照明」「無地の背景」が非常に重要です。

  • 日中、自然光が入る窓の前で撮影
  • 白い壁やカーテンの前に立つ
  • ライトを顔の正面に当て、影をなくす

さらにスマートフォンのカメラレンズを柔らかい布で拭き、画質をクリアにしておくのも有効です。

ポーズ・顔の角度・表情も重要なポイント

ETAアプリの顔認証は、まっすぐ前を向いた状態で、目を開き、口を閉じた状態を認識します。成功するためには以下の点に注意しましょう。

  • カメラと顔の距離は30〜40cm
  • 正面を向いてあごを引きすぎない
  • 笑わず、無表情を意識する

顔を傾けたり、目をそらすと「枠が出ない」「認識しない」といった失敗につながります。

どうしても認識しない時の対処法

どう工夫しても緑の枠が出ない場合、次の手段を検討しましょう。

  • 別のスマホ機種で再チャレンジ(AndroidからiPhone/iPhoneからAndroidなど)
  • アプリを一度削除して再インストール
  • 顔認証なしの申請代行サービスを活用

有料の申請代行では、パスポート情報と顔写真のデータ送信のみでETAが取得できる場合もあります。

ETA申請は早めに余裕を持って

ETAの取得には通常1営業日~数日かかります。撮影のやり直しを繰り返していると、旅行当日までに間に合わないこともあるため、最低でも渡航1週間前には申請を完了しておくのが理想です。

まとめ:顔認証は焦らず丁寧に!

ETAアプリの顔認証は繊細なプロセスですが、環境を整えて正しい姿勢をとれば多くの場合成功します。

  • 明るく均一な照明・無地の背景
  • 正面・無表情・カメラと一定距離
  • それでもだめなら機種変更・代行利用

焦らず落ち着いて撮影に臨み、無事にETAを取得してオーストラリア旅行を楽しんでください!

コメント

  1. アリアドネ より:

    旅行会社勤務なので、eta取得にお困りの案件をいくつも見ました。顔認証の段階で、枠が緑にならないという事象が多いです。2024年に比べて、明らかに顔認証が成功しにくくなっていると思います。画面上で緑になるタイミングと、実際にアプリ内で顔認証を受け付けているタイミングがずれているとも感じます。
    成功例としては、iPhoneではだめだったので、古いandroidスマホでやったらうまく行きました。ちなみにandroidでした時は、iPhoneの時にはない、うつし方のヒントがいろいろ出ました。もっとカメラを引いて、とかです。

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