パスポート写真にカラーコンタクトをつけて写ったことが入国審査に影響するのではないかと心配する方は少なくありません。特に韓国のような近距離国への渡航時には身だしなみにも気を配りつつ、問題のないように準備したいものです。今回は、カラコン着用によるパスポート写真の影響、入国審査での注意点、実際の事例などを元に、安全な渡航のためのポイントを整理してお届けします。
パスポート写真と本人確認の基本ルール
日本の外務省が定めるパスポート写真のガイドラインでは「目の特徴が分かる状態」であることが条件となっており、カラーコンタクトやディファインレンズは、目の輪郭や色を変えてしまう恐れがあるため、避けるように推奨されています。
しかし、申請時に問題なく受理され発行されている場合は、一定の本人性が保たれていると判断されたとみなされます。つまり、審査官が本人と判断できる限り、必ずしも違法ではありません。
韓国の入国審査は厳しい?
韓国の入国審査では、主に顔写真と渡航者の顔を照合する簡易的なチェックが行われます。通常は、カラコンの色や装着によって審査が大きく遅れたり、引っかかったりするケースはほとんど報告されていません。
ただし、あまりに目元の印象が変わっている場合や、他の不審要素がある場合は、追加の質問や確認が行われる可能性があります。これはカラコンの有無に限らず、一般的な対応です。
実際の体験談:カラコン着用での韓国渡航
過去のSNSや口コミ、ブログなどを調査すると、「カラーコンタクトを着けたまま渡航して問題なかった」という体験談は多く見られます。特に人気の「エバーカラー パールスノーグレー」など自然系カラコンを使用していたケースでは、違和感なく審査を通過できたという声が多く報告されています。
ただし、入国審査官によって判断基準が異なるため、万一に備えて眼鏡や裸眼用レンズを持参するという人も少なくありません。
引っかかるリスクを減らすためのポイント
- 派手すぎないカラコン(グレー・ブラウン系など)の使用を心がける
- パスポート写真と当日のメイク・髪型があまりにも異なる場合は要注意
- 不安がある場合は念のため裸眼かクリアレンズを持参
また、韓国では滞在中にIDチェックを受けることはまれですが、観光やショッピング、ホテルチェックイン時など、パスポートを見せる場面が多いため、スムーズな提示の準備を心がけておきましょう。
まとめ
カラコンを装着してパスポートを撮影したとしても、発行された時点で基準を満たしていると見なされている限り、渡航や入国審査で直ちに問題になることは稀です。韓国の入国審査も比較的スムーズな対応が多く、落ち着いて臨めば大丈夫でしょう。
ただし、不安を感じる場合はカラコンの使用を控えるか、替えのレンズを持参するなどの準備をすると、より安心してハネムーンを楽しめるはずです。


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