アメリカ人との結婚を控えた多くのカップルが検討するのが「フィアンセビザ(K-1ビザ)」の申請です。この記事では、弁護士に依頼せず自力で申請するケースに焦点をあて、必要な手続きや実際にかかった期間の体験談を交えて、わかりやすくご紹介します。
フィアンセビザとは?基本をおさらい
K-1ビザ、通称「フィアンセビザ」とは、米国市民と結婚予定の外国人がアメリカに入国し、90日以内に結婚するための非移民ビザです。結婚後は、グリーンカード(永住権)の申請へと進みます。
ビザ取得には複数の書類提出や、面接などが必要で、多くの人が弁護士を介して申請していますが、実際には自力でも十分対応可能です。
弁護士なしで申請したカップルの実例
2022年7月に申請を行ったAさん夫婦(申請者:日本人)は、すべての書類を独自に準備し、翻訳や証拠提出まで完全に自己対応で行いました。
提出から初期審査の通知まで約2か月、さらに面接予約・審査を経てビザ発行まで約10か月かかりました。結果、申請から渡米までの期間はトータルで約12か月だったとのことです。
フィアンセビザの申請手順と必要書類
- I-129F申請書の作成と提出
- パスポート、出生証明書、戸籍謄本の翻訳
- 婚約関係の証明(写真、SNSのやりとり、出入国記録など)
- 米国市民の所得証明(Form I-134など)
これらの書類は、提出内容や証明の質により審査期間に差が出るため、可能な限り丁寧に揃えることが重要です。
よくある遅延理由と注意点
申請後の遅延理由としては、以下のようなケースが挙げられます。
- 書類の記載ミスや翻訳漏れ
- 追加証明書類の要求(RFE)による対応遅れ
- 米国内の審査混雑状況
例えば、2023年後半からは全体的に審査が長引く傾向が見られ、通常より2~3か月程度の遅れが出ているという報告もありました。
申請成功者のアドバイスまとめ
先輩カップルたちからのアドバイスを一部紹介します。
- 「政府公式サイト(USCISや在日米国大使館)の情報を必ず原文で確認する」
- 「証明書類の英訳はプロの翻訳者に任せたほうが安心だった」
- 「婚約の証明には出会いから現在までのストーリーを時系列で説明できる書面を添えると良い」
これらのポイントを押さえることで、弁護士を雇わずともスムーズに進めることが可能になります。
まとめ|弁護士なしでも申請は可能。ただし情報収集と準備がカギ
アメリカ人との結婚を目指す方にとって、フィアンセビザの申請は大きな第一歩です。費用を抑えたい方や手続きに自信がある方は、自力での申請も十分に現実的です。ただし、最新情報の把握と書類の正確性が重要であるため、慎重に準備を進めましょう。
不安がある場合は、初回相談のみ弁護士に依頼する「ハイブリッド方式」も検討の価値があります。

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