和歌山・白浜にあるアドベンチャーワールドで、24歳の母パンダ・良浜とその3頭の娘・結浜、彩浜、楓浜の4頭が中国へ返還されました。そのうち全員がここで出生・育成された日本産パンダですが、所有権や“レンタル契約”の仕組みはどうなっているのか、詳しく見ていきましょう。
パンダは“借り物”:所有権はすべて中国
中国は国際的な“友好のしるし”としてパンダを海外に貸し出す方式を取っています。そのため、日本で生まれたパンダであっても所有権は変わらず中国にあります。
今回の4頭も例外ではなく、返還は貸出契約に基づくものです。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
出身地は日本でも「返還対象」に含まれる
アドベンチャーワールドでは、これまでに17頭ものパンダが誕生してきましたが、契約期間が終われば全て中国に返還されます。今回の4頭も例外ではありません。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
返還のタイミングと返還理由
契約期間満了や、日本の夏場の気候を避けるために、6月末の返還となりました。良浜は2000年に日本で生まれて以来、親子3世代に渡る繁殖に成功していました。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
子ども含め全頭、再交配目的で中国へ
返還先の施設では、彩浜・結浜・楓浜の若い3頭は今後、中国国内で適切な交配相手との繁殖プログラムに参加する予定です。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
日本に残るパンダは東京・上野動物園の2頭
今回4頭が返還されたことで、日本に残るパンダは上野動物園の香香(シャンシャン)の妹弟2頭のみとなります。
まとめ:所有は中国、出生地は日本でも“借りもの”
今回のケースから分かることは以下の3点です。
- 出生地が日本でも所有権は中国
- レンタル契約により期間満了で返還される
- 繁殖プログラムの継続のために、中国で適切な交配相手との出会いが重要
そのため、和歌山アドベンチャーワールドで大切に育てられた4頭は、中国へ帰国・再デビューすることになりますが、これは国際的な保護と繁殖の枠組みに基づく“よい循環”といえるでしょう。

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