富士急ハイランドなど富士五湖エリアへのアクセス手段として人気の「高速バス+チケットセット」。新宿から出発し、パークチケットがセットになってお得に利用できるこの商品ですが、「帰りは別の場所で降りたい」というニーズに対応できるのか、詳しく解説します。
富士急行きのバス+チケットパックとは?
富士急行きの高速バスには、往復乗車券と富士急ハイランドのフリーパスがセットになった「バス&フリーパスパック」が各種用意されています。主に京王バス・富士急行バス・小田急箱根高速バスなどが提供し、Webや旅行代理店で購入可能です。
このパックは通常「往復同一ルート(例:新宿発→新宿着)」が基本ですが、柔軟な運用が可能な場合もあるため、事前確認が重要になります。
復路で降車地を変更できるか?
例えば、行きは新宿から乗車し、帰りは八王子で降りたいというケース。これはバス会社・パック商品ごとの取り扱いによります。
一部のバス路線(例:新宿〜富士急〜八王子間を運行する便)では、八王子も通過するため、予約時に降車地を「八王子」と指定できる商品があります。ただし、パックに付属する往復乗車券が「特定便・特定区間」のみに限定されている場合、途中下車や経路変更が認められていないこともあるため注意が必要です。
実際の予約時に確認すべきポイント
- ① 予約時に乗車・降車地を選べるか?
予約サイトで「復路:八王子」の選択肢があるか確認。 - ② パックに「途中下車不可」の記載がないか?
利用条件やQ&A欄に途中降車の可否が明記されていることがある。 - ③ 公式窓口への問い合わせ
不明な点は富士急・京王などのバス会社に直接確認するのが確実。
たとえば、京王バスでは「バス&フリーパスパック」の復路を希望に応じて一部変更できる場合がありますが、その際は予約時に申告・対応が必要です。
実例:バス利用者の声と体験談
ある利用者は、新宿から富士急行きのバスを予約し、帰りは友人宅に近い八王子で降りることを希望。予約サイトで八王子下車を選べる商品を選び、問題なく利用できたといいます。
一方、別の人は途中降車不可のパックを購入してしまい、当日バス車内で運転手に断られてしまったという体験も。事前の確認と選択が重要です。
柔軟な移動を望むならどうする?
もし「行き帰りの乗降地を完全に自由にしたい」場合、往復パックではなく片道ずつ個別購入も一つの手段です。たとえば、
- 行き:新宿発→富士急行きの片道チケット+入園券
- 帰り:富士急発→八王子着の片道チケット
といった形での手配が可能です。
まとめ
富士急行きのバス+チケットパックはお得で便利な商品ですが、復路の降車場所に制限があることがあります。予約時に降車地を選択できるか、利用条件に「途中下車不可」などの文言があるかを必ず確認しましょう。
少し手間をかけて情報をチェックすることで、希望通りの移動を叶え、富士急ハイランドをより快適に楽しむことができます。


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