大雨の日、乗車予定だったタクシーをキャンセルしたくなる場面は少なくありません。そんなとき「運転手さんにとっては助かるのでは?」と考える人もいるでしょう。しかし、タクシー運転手の立場から見ると、それは一概には言えない複雑な事情があります。
大雨の日は「稼ぎ時」でもある
大雨の日は、傘をさして移動するのが困難になるため、タクシー需要が大きく増加します。特に朝夕の通勤ラッシュや終電間際などは、タクシーの争奪戦になることも。
そのため、多くのタクシー運転手にとって雨の日は「稼ぎ時」。普段よりも多くの乗客を乗せることができ、売上アップが見込める日なのです。
キャンセルされると「時間ロス」と「機会損失」
配車アプリや電話予約で指名されたタクシーが現地に向かっている途中でキャンセルされると、運転手は「空車状態で移動」することになります。これはガソリン代・時間の無駄に直結します。
特に繁忙時間帯なら、そのキャンセル1件によって別の乗客を乗せるチャンスを逃してしまうため、「キャンセル=歓迎」とはなりません。
ただし、状況によっては「助かった」と思うことも
もちろん例外もあります。たとえば、
- ゲリラ豪雨で視界が極端に悪い
- 長距離の山間部や冠水のリスクがあるエリアへの配車
- 運転手自身の疲労がピークに達している
といったケースでは、「正直、ホッとした」と感じる運転手も一定数います。
事前キャンセルと連絡の重要性
キャンセルする場合は、なるべく早めに連絡を入れることがマナーです。直前キャンセルは避け、10分前など余裕を持ったタイミングで通知しましょう。
また、配車アプリでのキャンセルは評価に影響が出る可能性があるため、慎重に判断する必要があります。
運転手の声:現場のリアル
実際の運転手の声をいくつか紹介すると、
「稼げる日だからキャンセルは困る」、「せっかく行ったのにキャンセルされたらショック」などネガティブな意見が多い一方で、
「ひどい天候のときは無理して運転したくない」、「体調が悪いときはありがたい」など、ポジティブに受け取る場合も。
まとめ
大雨の日のタクシーキャンセルに対して、運転手の感じ方は状況によって異なります。基本的には「稼ぎ時」であるため、突然のキャンセルは歓迎されませんが、安全や体調面から見ると「助かった」と思う場合もあるのが実情です。
キャンセルする際は、早めの連絡と丁寧な対応を心がけることが、運転手との良好な関係維持につながります。


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