ED79形電気機関車は、青函トンネル区間を含む青森~函館間の運用に特化した交直流両用機として活躍しました。2010年頃には、寝台特急「北斗星」や「カシオペア」などの牽引にも従事しており、その運用パターンには一定の規則性がありました。今回は、特に「北斗星下り列車を牽引した後、ED79はどうなるのか?」という視点から詳しく掘り下げます。
🔁 北斗星(下り)牽引後のED79の動き
2010年当時の典型的な運用パターンでは、ED79は下り北斗星(2レ)を函館まで牽引後、同日の上り北斗星(1レ)を青森まで再度牽引するのが基本でした。
これは効率的な運用を図るため、函館で数時間の停機・整備を経て再び上り列車のための待機に入る形です。よって、質問にある選択肢では「② 上り北斗星を待機して牽く」が該当します。
🚉 運用サイクルの具体的な例
たとえば。
- 2レ:上野→青森(EF510など)→函館(ED79牽引)→札幌
- 函館到着後、ED79は再整備
- 1レ:札幌→函館(DD51重連)→青森(ED79牽引)→上野
このように、ED79は青森と函館を一往復するサイクルで運用されていたのが基本でした。
🛠 ED79の滞留や交代ケースも存在
ただし、定期検査やトラブル、予備機の差し替えが発生した場合は、別のED79に交代するケース(③のパターン)もありました。
また、ごく稀に函館での運用が終了し、単機で青森へ回送される(①)こともありましたが、それは特定のダイヤ変更日や臨時措置に限られていたようです。
📚 運用情報の参考資料
- 『鉄道ダイヤ情報』(交通新聞社)2010年号の運用ページ
- 『JTB時刻表』2010年春~秋号の列車編成・牽引機情報
- 撮影記録系ブログや、当時のYahoo!知恵袋投稿などにもED79の朝晩の出発時刻が記録されています
これらからも、「基本は往復運用だが交代例もある」ことがわかります。
✅ まとめ
2010年当時のED79の運用は、北斗星の下り(2レ)を牽引後、上り(1レ)を牽くため函館で待機するパターンが主流でした。ただし検査や運用調整で他機に交代したり、単機回送になる例もごく一部に存在。したがって、質問の選択肢では「②」が基本といえますが、「①」「③」もケースによってはあり得るというのが正確な答えです。


コメント