自然界には本州以南にヒグマはいませんが、国内の動物園やサファリパークで展示されている頭数は気になりますよね。本記事では、ヒグマの学術的背景と、主要な施設での飼育数を整理してご紹介します。
ヒグマとツキノワグマの違い
日本に生息するクマは主にエゾヒグマ(ヒグマの亜種)とニホンツキノワグマの2種です。ヒグマは北海道にのみ野生分布し、本州・四国・九州には自然には存在しませんが、動物園では展示されています。
一方、ツキノワグマは本州・四国に野生分布しますが、九州では絶滅状態となっており、野生下では確認されていません。
飼育されているヒグマの数と施設
日本動物園水族館協会(JAZA)によると、エゾヒグマ(ヒグマの一種)は国内で**13カ所**の加盟施設で展示されています :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
各施設につき通常1~2頭程度が飼育されているため、合計頭数はおよそ**13~20頭**程度と推定されます。
代表的な展示施設
- 旭山動物園(北海道):エゾヒグマの展示を行っている
- のぼりべつクマ牧場(北海道):複数頭のヒグマが展示されている
- 釧路市動物園など:冬季展示や常設展示あり
ヒグマ展示は主に北海道の施設に集中しており、本州以南では少数の施設で見ることができます。
本州・四国・九州での状況
本州や四国、九州でヒグマが見られるのは全て飼育下であり、野生下では確認されていません。
したがって、本州以南でヒグマに会えるのは、動物園やサファリパークの展示施設に限られます。
まとめ
日本全国の動物園やサファリパークで飼育されているヒグマは、およそ13~20頭ほどです。そのすべては北海道を拠点とする施設に展示されており、本州以南では非常に限られた場所での観察にとどまります。
展示を目的に訪れるなら、北海道の代表的な施設を訪れるのがおすすめです。


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