北京郊外の「ワンダーランド遊園地」は、一度も開業せず廃墟となったまま長年放置されていた場所です。本記事では、その歴史・現在の状況・訪問の可否についてまとめています。
ワンダーランド遊園地とは?
1990年代後半、タイのレインウッド・グループが「アジア最大級の遊園地」として北京昌平区南口で工事を開始しましたが、1998年に土地価格問題や資金難により中断されました。
以降、廃墟として放置され、トウモロコシ畑の中に未完成の城や建物が残る異様な光景として知られるようになりました。[参照]
なぜ廃墟になってしまったのか?
主な理由は、地元農民との土地価格交渉の決裂とアジア金融危機の影響です。2008年の再開試みも失敗に終わり、最終的にプロジェクトは頓挫しました。
2013年に主要構造物の解体が進められ、北部の古城だけは一時残されていましたが、最終的には大半が撤去されました。[参照]
現在この場所はどうなっているのか?
現在では遊園地は完全に消失し、その跡地にはショッピングモールや商業施設が建設されています。つまり、現地にはもう廃墟は残っていません。
Atlas Obscura や Time、Reuters など複数の報道が、2013年に施設の大部分が解体されたことを報告しています。[参照][参照]
廃墟としての観光はできるのか?
残念ながら、現時点では廃墟を探索することはできません。2013年以降、遺構の多くは解体され、かつての建物は跡形もなくなっています。
都市探検目的で訪問したとしても、実際には代地として開発された商業施設が建っています。
代替スポットのご紹介
どうしても廃墟テーマパークに興味がある場合は、北京市内の別のテーマパーク
「北京石景山遊楽園(Shijingshan Amusement Park)」が実在しており、映画的な雰囲気はありませんが中国らしい古いアミューズメント体験が可能です。
そちらは地下鉄駅(八角游乐园駅)からアクセスでき、現役運営中です。[参照]
まとめ
結論として、「ワンダーランド遊園地(北京郊外)」は今や完全な廃墟ではなく、解体済みのため訪問しても遺構を目にすることはできません。
かつての異世界的風景を期待して訪問するよりも、現在営業中の北京市内テーマパークなどを楽しむ方が現実的です。

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