1970年の大阪万博跡地に整備された万博記念公園ではなく、2025年の大阪・関西万博は人工島「夢洲(ゆめしま)」で開催された理由と、万博後の跡地利用計画について丁寧に整理しています。
万博記念公園が会場候補にならなかった理由
万博記念公園はアクセス良好で既に整備された土地ですが、2025年開催にあたって求められた最新インフラ、大規模開発余地、IR(統合型リゾート)計画との親和性を踏まえると、施設制約や再構築コストの観点から実現性が低かったとされています。([参照]大阪府・市発表)
なぜ夢洲が選ばれたのか?
夢洲は元々大阪湾の埋立地で、広大な土地と拡張性があり、IR誘致や国際観光開発の拠点としてのポテンシャルを評価され選定されました。2018年以降、アクセス整備や地盤改良などが進められてきました。([参照]大阪府 IR FAQ、[参照]note記事)
夢洲の万博会場利用と開催後の開発計画
- 会場面積は約155ha、跡地は第2期区域(50ha)と第3期区域(40ha)に分け開発計画進行中
- 第1期はIR関連、第2期にサーキットやホテル・アリーナ等、第3期に健康志向リゾートなどを想定
大阪府・市は2024年に「夢洲第2期区域マスタープランVer.1.0」発表し、将来的な開発ビジョンを確定させています。([参照]府市公表資料、[参照]開発案報道)
万博記念公園再利用構想は現実化しなかったの?
公園に大規模再利用する構想は公的には提示されていません。既存施設の制約と開発産業誘致の視点から、再び万博会場とする案は検討されなかった可能性が高いです。
まとめ:夢洲選定の意図と今後の展望
万博記念公園は過去の万博の象徴ですが、2025年の大阪・関西万博では近代性や将来展望を重視して夢洲が選ばれました。跡地活用も単なる再利用ではなく、新たな国際都市の形成として位置づけられています。
したがって、「公園を再度会場にするのは不可能だったのか?」よりも、「なぜ夢洲を選んだのか」「夢洲が向く開発地だったのか」を理解することが本質です。


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