動物園で学生証なし=大人扱い?未成年のお酒の扱いはどうなる?

動物園、水族館

動物園やテーマパークなどでは、学生証を提示することで学割が適用される場合があります。しかし、もし学生証を忘れてしまい、大人料金で入場することになった場合、未成年者でも大人と見なされるのでしょうか?また、園内でお酒を飲むことが許されるのでしょうか?この疑問について法律的な観点を交えて解説します。

入場料金と法的な「大人」は別の概念

まず、動物園やテーマパークで「大人料金」として扱われることと、法律上の「大人」としての扱いはまったく異なります。

  • 動物園などの施設では、料金体系を年齢や身分(学生・大人など)によって分けているため、学生証を提示できなかった場合は「一般料金(大人料金)」が適用されることがあります。
  • しかし、日本の法律では未成年(20歳未満)は年齢に関係なく「未成年者」として扱われます。つまり、料金の区分が変わったからといって、法的な成人年齢が変わるわけではありません。

未成年が園内でお酒を飲むことは可能か?

結論から言うと、未成年者は動物園やテーマパークの園内であっても、お酒を飲むことはできません。

  • 日本の法律では、未成年者飲酒禁止法により、20歳未満の者が飲酒することは禁止されています。
  • そのため、動物園の入場時に「大人料金」を支払ったとしても、未成年者である限り、お酒を提供してもらうことはできません。
  • 飲食店や売店では年齢確認が行われるため、身分証を求められるケースが多いです。

年齢確認を求められる場面

動物園やテーマパークでお酒を購入しようとする際、通常は年齢確認が求められます。

  • コンビニやスーパーでお酒を購入する際と同様、免許証や学生証などの身分証明書の提示を求められることが多いです。
  • 顔つきが若く見える場合、20歳以上であっても確認されることがあります。
  • 年齢確認ができない場合、お酒の提供は断られる可能性があります。

まとめ

動物園やテーマパークで学生証を忘れてしまい、大人料金で入場することになったとしても、法律上の成人年齢が変わるわけではありません。未成年者である限り、園内であってもお酒を飲むことはできません。未成年者飲酒禁止法によって、20歳未満の飲酒は明確に禁止されており、販売側も年齢確認を徹底しています。

したがって、「入場時に大人扱いされた=お酒もOK」ということはなく、法的な年齢の扱いは別であることを理解しておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました