2023年から始まったパスポートの一部オンライン申請により、申請手続きの利便性は格段に向上しました。しかし、申請に必要なマイナンバーカードの状態や暗証番号の取り扱いには注意が必要です。本記事では、マイナンバーカードの更新手続き中にオンライン申請ができるかどうか、また電子証明書用暗証番号を忘れた場合の対処法について詳しく解説します。
パスポートのオンライン申請に必要なもの
オンラインでのパスポート申請には、以下の要件が必要となります。
- 有効なマイナンバーカード
- 署名用電子証明書が搭載された状態
- 署名用電子証明書の暗証番号(6〜16桁の英数字)
- スマートフォンと対応アプリ(JPKI利用者ソフトなど)
この中でも特に重要なのが電子証明書とその暗証番号であり、本人確認や電子署名に使われるため、これが使用できないと申請は進められません。
マイナンバーカード更新中の状態とは?
マイナンバーカードには有効期限があり、原則として発行から10年(未成年は5年)で更新手続きが必要です。更新の際、カード自体を再発行するため、一時的に手元にカードがない、または電子証明書が無効な期間が発生する場合があります。
この期間中は、署名用電子証明書が使えない状態となるため、オンライン申請は基本的に不可能です。カードが再交付され、新たな電子証明書が発行された時点で、オンライン申請の準備が整います。
電子証明書用暗証番号を忘れた場合の対応
署名用電子証明書の暗証番号を失念した場合、スマホアプリや申請画面でエラーが出て先に進めないことがあります。この場合の対処法は以下のとおりです。
- 市区町村役場の窓口で「暗証番号の再設定」を申請
- 本人確認書類とマイナンバーカードを持参
- 所要時間は10〜30分程度が一般的
この手続きは無料で、カードの再発行は不要です。ただし、土日祝をまたぐ場合や混雑時には数日を要することもあるため、日程に余裕をもって行動しましょう。
更新とオンライン申請のタイミングに注意
パスポートのオンライン申請を予定している方は、マイナンバーカードの有効期限を事前に確認することが重要です。もし更新時期が近い場合は、申請前に更新を済ませておく、またはカード再交付後に改めてオンライン申請するスケジュールを組みましょう。
更新中は電子証明書が使用できないため、オンライン申請以外の窓口申請に切り替える必要がある場合もあります。
どうしてもオンライン申請できない場合の代替手段
オンライン申請が不可能な場合は、従来通りの窓口申請が利用可能です。最寄りの旅券窓口で紙の申請書に記入し、本人確認書類と写真を提出すれば、通常通りパスポートの発行が可能です。
また、パスポート予約サイトでは、多くの都道府県で窓口来訪の予約が可能となっており、待ち時間の短縮にもつながります。
まとめ:電子証明書と暗証番号が鍵を握る
マイナンバーカード更新中は、オンライン申請に必要な電子証明書が一時的に無効となるため、基本的に申請手続きはできません。また、暗証番号の失念も申請停止の原因になりますが、市役所での再設定により解決可能です。
オンライン申請をスムーズに進めるためには、マイナンバーカードの状態確認と暗証番号の管理が非常に重要です。万が一に備え、早めに手続きを済ませておきましょう。

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