グアムのG-CNMI ETA申請が承認待ちのまま進まない場合の対処法

グアムや北マリアナ諸島（CNMI）への渡航には、電子渡航認証（G-CNMI ETA）の取得が必要です。通常、申請後72時間以内に結果が通知されますが、まれに承認待ちの状態が長引くことがあります。この記事では、そのような場合の対処法について解説します。

G-CNMI ETA申請の基本情報

G-CNMI ETAは、グアムおよびCNMIへの短期滞在を希望するビザ免除プログラム（VWP）対象国の市民が取得する必要があります。申請はオンラインで行い、通常は72時間以内に「承認」「拒否」「保留」のいずれかの結果が通知されます。

申請状況は、公式サイト（https://g-cnmi-eta.cbp.dhs.gov/）で確認できます。

承認待ちの状態が長期間続く場合、以下の原因が考えられます。

対処法としては、まず申請内容に誤りがないか再確認してください。特にパスポート番号や生年月日などの基本情報に誤りがあると、審査が遅れる原因となります。

また、申請から72時間以上経過しても結果が出ない場合は、CBP（米国税関・国境警備局）に直接問い合わせることを検討してください。公式の問い合わせ先は以下の通りです。

また、CBPのヘルプセンターからオンラインで問い合わせることも可能です。

既存の申請が承認待ちの状態である場合、新たに申請を行うことはできません。また、申請のキャンセルも基本的には受け付けられていません。CBPから「キャンセルの必要はありません」との回答があった場合は、指示に従い、承認が下りるのを待つ必要があります。

ただし、渡航予定日が迫っている場合や緊急の事情がある場合は、CBPに事情を説明し、対応を相談することをおすすめします。

G-CNMI ETAの申請が承認待ちのまま進まない場合は、まず申請内容の確認と、CBPへの問い合わせを行いましょう。再申請やキャンセルは基本的にできないため、早めの対応が重要です。公式情報やヘルプセンターを活用し、適切な対処を行ってください。