最近では手作りの素朴なおやつが再注目されています。特に東北地方には、長年地域で愛されてきた家庭の味がたくさん存在します。おばあちゃんが台所で丁寧に作ってくれたような、心温まる和のおやつを紹介します。
まめしとぎ:青森発の郷土おやつ
もち米と小豆を炊き合わせ、寒天で固めて作る「まめしとぎ」は、青森を中心に食べられてきた伝統的なおやつです。見た目は水ようかんに近く、ほどよい甘さと素朴な風味が特徴。夏場に冷やして食べるのが定番です。
地元では法事や祝いごとの席で出されることもあり、青森の家庭にとっては欠かせない存在です。
串もち:岩手・秋田で愛される炙り餅
焼いた餅に甘じょっぱい味噌だれを絡め、竹串に刺して提供される「串もち」。中でも秋田県の「だまこもち」や、岩手の「けいらん」などは、行事ごとや縁日でも登場する人気の一品です。
表面を炙って香ばしさを出すことで、味噌の旨味が一層引き立ちます。家庭でも簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。
背中焼き:山形の伝統焼き菓子
「背中焼き」は山形県庄内地方で親しまれてきた焼き菓子で、小麦粉や砂糖、水を混ぜて鉄板で焼き、焼き色がついた面を“背中”に見立てて名付けられました。手軽で材料も少なく、日常的なおやつとして親しまれています。
最近では家庭でホットプレートを使って作る人も増えてきており、懐かしさとともに新たな人気を集めています。
全国の“おばあちゃんおやつ”おすすめ
・くるみゆべし(東北〜関東):モチモチの餅生地に甘いくるみを混ぜ込んだ保存性の高いおやつ。地域によってはしょうゆ味や黒糖味など、バリエーションも豊かです。
・豆かん(東京):赤えんどう豆と寒天に黒蜜をかけて食べる、シンプルながら上品な和スイーツ。昔ながらの甘味処では今でも定番メニューです。
・さーたーあんだぎー(沖縄):揚げドーナツのような存在で、外はカリッと中はふんわり。黒糖味が定番で、全国的にも人気が広がっています。
チョコQ助のような“進化系おばあちゃんおやつ”
最近話題の「チョコQ助」は、東北の名物・南部せんべいにチョコをコーティングした新感覚スナックです。素朴なおやつがアレンジされることで、若者にも親しみやすくなっています。
こうした“進化系”も取り入れることで、伝統と現代をつなぐおやつ文化が広がっていくのは嬉しいことです。
まとめ:素朴なおやつの魅力をもう一度
まめしとぎや串もち、背中焼きといった東北地方のおやつは、どれも材料がシンプルでありながら、味わい深くどこか懐かしいものばかりです。日本各地には、似たような家庭の味がたくさん存在しており、昔ながらのおやつの魅力を再発見することができます。
旅行先やイベントなどで見かけたら、ぜひ手に取って味わってみてください。


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