一般道を長く走る高速バスの魅力とおすすめ路線5選|鉄道廃線ルートも巡れる旅

バス、タクシー

高速バスの旅といえば、移動手段の一つとしてだけでなく、風景や歴史を感じながら楽しめる魅力的な旅のスタイルです。特に一般道を長く走る路線は、鉄道では味わえない地域の姿や過去の鉄道路線の名残を感じさせてくれます。今回は、一般道区間が長く、ローカルな風情を楽しめるおすすめの高速バス路線を厳選してご紹介します。

札幌〜稚内線(北海道宗谷バス・北海道中央バス)

北海道の雄大な景色を堪能できる札幌〜稚内線は、かつての宗谷本線沿線をなぞるように走るバスです。特に留萌や羽幌など、鉄道がすでに廃線となった地域を経由する点が大きな魅力です。

この路線は約6時間半の長距離路線で、途中のオロロンラインを走る風景が絶景。フリーきっぷも販売されており、観光目的でも使いやすい点も高ポイントです。

松本〜高山線(アルピコ交通・濃飛バス)

長野県の松本市と岐阜県の高山市を結ぶこの路線は、かつて国鉄バスが走っていたルートを踏襲。安房峠を超えて乗鞍や平湯温泉、奥飛騨の温泉地を通り抜けるなど、風光明媚な景色が続きます。

季節によっては雪景色や新緑、紅葉などが堪能でき、登山客や温泉旅の利用者に根強い人気があります。

名古屋〜飯田線(名鉄バス)

名古屋から南信州の飯田市まで走るこの路線も、鉄道では不便な地域をつなぐ貴重なアクセス手段です。特にJR飯田線が大きく迂回するため、バスのほうが利便性が高いことも多いです。

道中では南アルプスの山並みや天竜川沿いの景観が美しく、地元の物産館や道の駅にも立ち寄れる楽しさがあります。

鳥取〜米子〜出雲線(日本交通・一畑バス)

山陰地方を横断するこの路線は、鉄道路線に比べて利便性が高く、特に山陰本線や伯備線の代替として活用されています。宍道湖や中海を望む景観はローカル色にあふれ、バス旅の醍醐味が詰まっています。

島根県の出雲大社や松江観光との組み合わせも人気で、観光と実用を兼ねた使い方が可能です。

盛岡〜宮古線(岩手県北バス)

三陸地域へのアクセスとして機能しているこの路線は、山間部を抜けて太平洋側の宮古市へと向かうルート。東日本大震災以降、鉄道路線の復旧が難しい区間を補完する役割も果たしています。

道中には道の駅や渓谷、温泉地が点在し、地元文化を感じることができます。一般道比率が高いため、のんびりと景色を楽しめるのも魅力です。

一般道路線の旅をより楽しむために

  • 事前にフリーきっぷの有無を調べておく:特に長距離バスでは、お得な乗車券が販売されている場合があります。
  • 乗車前に軽食や飲み物の準備を:車内販売がない場合が多く、途中の休憩も短時間です。
  • バス会社の公式サイトで最新時刻や運行状況をチェック:季節運行や予約制の路線もあるため注意が必要です。

まとめ:かつての鉄道の記憶を辿るバス旅の魅力

一般道を長く走る高速バスは、かつての鉄道路線の記憶を辿る旅としても魅力的です。鉄道では行けない風景に出会え、地域の息遣いを間近に感じられるのが醍醐味。ぜひ、自分だけのバス旅ルートを見つけて、ゆったりとした時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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